「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2008年03月

蕗の薹(フキノトウ)

b5874a2c.jpg大巧寺の蕗の薹(フキノトウ)。
1日の、雪の残る秋田の角館でもフキノトウはたくさん出ていた。
天ぷらに味噌汁にと、大好物。

2本目の我が家の椿、開花

1120e04d.jpg下のつぼみが開くと、こんなになった。
紅地に白い斑が入り、牡丹咲き。そして直径10センチ以上。
買ったときは「ユキツバキ」と書いてあったと思う。
ユキツバキ系の春日山(カスガヤマ)に似ている。
病気で葉先から枯れたようになり、つぼみは小さいうちに何十と落ちてしまったし、必死で看病したあげくに残ったつぼみ8つなので愛しい。
先日も葉っぱを拭いてやった。
スス病ではないかと指摘して下さった方が。
植物も病気になったり虫がつく可能性があり、大変。
それだけに、咲いてくれたときは嬉しいのだけれど。

春いっぱい。
ベランダのムスカリも可愛い頭をたくさん出してきた。
冬の間はブログに載せる写真に苦労するけれど、春になると、たくさんありすぎて困る。

今日は新しい短編50枚開始。
片っ端から短編を片づけていき、早く長編を書きたいけれど、書いていると次の依頼が来るので、延々と短編ばかり……となってしまう。
それで最近は、短編を頼まれても長編形式で書くことも多くなった。
だったら最初から長編書き下ろしを書けばいいのだけれど。
まあ、そのうち何とかしよう。

ユキツバキ系の椿のつぼみ

02cc7420.jpg2年ぶりの我が家の椿。
上が開いたとき。これはつぼみ。
黒椿のつぼみにも似ている。
どんな花が開いてくれるのか楽しみだった。
去年は咲いてくれなかったので、どんな花か忘れている私……。
4本のうち、他の3本はどんな花が開くかわかるのに。

4月の陽気

9851393f.jpg今日の鎌倉、太鼓橋前の桜。
これから桜と思っていたのに、早咲きの河内桜を初めとして何種か咲いていた。
これは河津桜だろう。
人が多かった。
桜をたくさん見られるとは思っていなかった。

昨日で短編50枚を終えたし、今日は右瞼が痙攣気味なので、天気もいいし、またも鎌倉へ。
北鎌倉から鎌倉へと歩いて、最後は大巧寺。

前回の鎌倉行きから1週間経っていないのに、あちこちで花の様子が変わっていた。
つぼみは開き、盛りだった花は終わっていたり。
1週間に1度は様子を見にいきたいと思ってしまう。
Tシャツ1枚でも汗ばむ陽気だった。

77ba0e25.jpg今日の鎌倉、鶴岡八幡宮の桜。
源氏池の弁財天社前で、大島桜。
桜満開。

春いっぱい

e1b92de2.jpg11日、北鎌倉、浄智寺の龍の髭(リュウノヒゲ)、または蛇の髭(ジャノヒゲ)の実。
同じ実でも、ここの実はとても大きくてみごと。
宝石そのもの。
いつも感激する。

いい天気。
一気に春だ。
それでも昨日の風雨は凄かった。
風が出てきたので、つぼみを持った椿の2鉢を部屋に入れて正解。
出したままだったら、確実に倒れてつぼみはやられていただろう。

今日出かけなければ、短編は仕上がる。
夜中、長編のアイデアが浮かんだ。
春になって、躰も春になるといいなあ。
デンタルクリニックに勤めていたときの友達が、安保徹氏「体温免疫力」の本を送ってくれた。
低体温がガンになりやすかったり、よくないことはわかっているので、楽しみに読みたい。

福寿草

aa35fda0.jpg11日、北鎌倉、東慶寺の福寿草。
もう、どこの福寿草もこんなに大きくなっていた。
福寿草といえば、やはり葉がこんなに出ていない、土の中が出たばかりというころがいい。
ここまで元気に咲いていると、福寿草という気がしないところが面白い。

コトラ帰宅

130c5b19.jpg11日、円覚寺の三椏(ミツマタ)。
この日はたくさん写真を写したので、どれから載せようかと迷う。
実にいい香りが漂っていた。

雨で朝から暗い。
一雨ごとの暖かさ、というように、これから雨のたびに春本番になっていく。

昨日は椿は咲いたし、愛するコトラは2週間振りに戻ってきたし、いい1日。
コトラは、ついにエステに出し、きれいにしてもらった。
いつ戻ってくるかと、1週間を過ぎた頃から気になって仕方がなかった。
秋田に旅行に行く前に預け、戻ってくる頃には返してもらえるとばかり思っていた。
それなのに半月だ!
コトラは可愛い虎の子のぬいぐるみ。
エステというのは、実はクリーニング店。
毎日ベッドに引っ張り込むので、くにゃくにゃになってしまった。
クリーニング屋さんが抱いてきてくれたとき、お帰りなさいなのに、なぜか「ただいま」と言ってしまった。
2週間も離れていたのは初めて。
あんまり可愛いので、またいじりまわして、もっとくにゃくにゃにしてしまいそうだ。

短編順調。
今日が無理でも明日には仕上がるだろう。

角館

0c5cdd81.jpg1日、秋田の角館の武家屋敷。
雪は止んでいたけれど、屋根に積もった雪とツララはこの通り。
角館駅から新幹線で帰路に。

おお、咲いた!

5bfec186.jpg11日、大巧寺の椿、天ケ下(アマガシタ)。

我が家の楽しみにしていた椿がやっと開いてきた。
この天ケ下に似ている。開くとこんなになるのかもしれない。
その椿は去年は咲かず、それから病気になってばかりで、山ほどできたつぼみは落ちていくし、葉は枯れるし、大変だった。
竹酢を薄めて掛けてみたり、葉っぱを拭いたり必死になって、やっとつぼみが7つ残った。
それでも咲いてくれるまでどうなるかわからないと心配だっただけに、今朝は親バカで、何度も見ては写真撮影。
昨日からソワソワだったので。
肥後椿も、つぼみが小さいときにどんどん落ちていき、5つだけ残ってふくらみ、もうじき開く。
やっと残ってくれたつぼみだけに嬉しさも一入。

同人誌時代からの友人から、昨日、メールが届いた。
「今年は(去年だったかな)生協でサクランボの鉢植を買ったの。
そしたらつぼみが膨らんできておとといから花が咲き出した!!
ひやー、かわいいなー。
ほんとうに育てられるかどうかわからないけど、サクランボの実がなったら感動ものだね。」

友達も次々と植物の魅力に取り憑かれていくようで、これまた嬉しい。
たった一輪咲いてくれたという花の写真を送ってくれた友達も。
植物がある限り、1千年生きていても飽きない気がする。

短篇続行。
乗ってきたらこっちのもの。
しかし、新作を書くまでが時間がかかるようになった。
ノウミソが干からびてきているのだろう。

室内の花

687dccda.jpg先週の写真。
シクラメンは、いまだに花の茎が下から伸びてきている。
胡蝶蘭は今朝は24も咲いている。まだまだつぼみが一杯。
毎朝、開いている花を数えるのが楽しみ。

椿の季節

92341ffc.jpg昨日、鎌倉の大巧寺(だいぎょうじ)の黒竜(コクリュウ)。
大巧寺では色々な椿を見られるのが楽しい。
昨日は15種類位咲いていただろうか。

昨日より気温が下がっているが、暖房なしでも書斎は19度。
ベランダの肥後椿も、今日明日にも咲きそうな気配。
ユキツバキと思っていたものも、大きなつぼみがほころびかけているけれど、雪椿などという名前のものはないだろうし、ユキツバキ系というだけかもしれない。
買ったとき、「雪椿」と名札が下がっていたような気がするけれど。
何年も育てているのに、名前がわからなくなってしまった。
わからなくなると、いくら調べても似たものが多くて断定できない。
日本だけでも2千種類以上の椿があるのだから。
紅侘助はまだ咲き続けている。

短篇ばかり書くのも、アイデアが大変。
それでものんびり考えている暇はなく、書くしかないけれど。

御座石(ござのいし)神社の鳥居

08210a2c.jpg1日、バックは田沢湖。
御座石(ござのいし)神社の鳥居。
真っ白い雪の中で朱が鮮やかだった。
伝説の美女「辰子姫」を祭る社で、小さな拝殿と本殿があるけれど、お参りしようと思ったものの、拝殿までの雪が凄く、雪かきも行われていなかったため、お賽銭を投げ入れるにも遙か遠く、断念。

鎌倉は梅が満開

9b97d081.jpg昼に、ちょっと鎌倉に散歩へ。
北鎌倉、東慶寺の梅。
梅はどこも満開だった。
オジサマ、オバサマ多いだけでなく、修学旅行生も多かった。

それにしても、今日の暑さは何だ!
直射日光の下では29度になったところもあったとか。
アゼン!
10日前、私は秋田の大雪の中にいたのに。

大分歩いて体調がいいような。
帰り、頭痛がして薬は飲んだけれど、今は快調。
やはり、歩くのはいい。
北鎌倉の円覚寺、東慶寺、浄智寺から海蔵寺、英勝寺へとまわり、鎌倉駅まで歩き、大巧寺で終わり。
足は丈夫で、いくらでも歩ける。
それなのに、階段はすぐ疲れる……。
使う筋肉が使うのだ。

仕事はぼちぼち。


3月も中旬に

6d2ad01b.jpg三溪園の梅。
3月も中旬に入り、梅から桜の話題に移ろうとしている。
それでも、マンション脇の公園の梅はまだこれから。

水やりをわざと遅らせたベランダのムスカリ、花の頭がやっと出てきた。
いつも年末には長い葉になって伸びすぎて格好悪かったけれど、今回は葉と花と、ちょうどよさそうなバランス。

書き下ろしは1月にストップしたまま。
短篇ばかり書いている。
来月までに短篇は、あと8編仕上げないといけない。

体温上昇

59db9c85.jpg1日、田沢湖第一駐車場の日本一のかまくらの前で、巨大紙風船を揚げるところ。
熱気球の原理で、和紙で作った巨大な紙袋の下からバーナーで熱風を吹き込み、膨らませていく。
そして、仕上げは中の油玉(ゆだま)に火をつけて一斉に手を放つと、巨大な紙風船が雪空に勢いよく舞い上がっていく。
もの凄い勢いにびっくりする。
このとき、小中大と3つを揚げることになっていたが、最初のものは遙か遠くまで飛んでいったものの、この雪だけでなく風も酷く、中と大のときは、もう少しというときに風船にバーナーの火が燃え移ってしまい、上がる前に燃え尽きてしまった。残念。
しかし、こんなことをここだけではなく秋田のあちこちでやっていると知り、びっくり。
火がついたものが飛んでいっても、深い雪の上に落ちるので火事の心配はないらしい。
北国でしかやれないわけだ。

昼寝した昨日の午後から体温上昇。
今朝は36.7度。
しめしめ。
仕事、頑張ろう。
カサブランカの花が出てくる短篇、今日で仕上げ。
4日かかった。

眠る眠る

55b5a989.jpg1日、日本一のかまくらの前で行われた「火振りかまくら」。
まず地元の人が手本を見せてくれ、観光客も参加できた。
私はうまくいかずに服が焦げて自分が燃えたら大変と、見物にまわった。
火振りかまくらとは、1メートルほどの縄をつけた俵に火をつけて、体の回りで振り回すことで身を清め、五穀豊穣・無病息災・家内安全などを祈願する小正月行事とのこと。。
神聖な火で田んぼの厄を祓うと解説されているものもある。
この頃は呆れるほどの大雪で、外に立っていると、すぐに頭から雪だるまになるほどだった。
写真もこんなふうに。

昨日は大藪春彦賞への丁寧なお誘いが編集者からもあった。
よし、出かけるかと、昼頃、訪問着を吊してみたものの、どうもいまひとつ気力がなく、眠くなってきた。
夜まで躰が持たないと、3時にベッドに入ったら、目覚めたのは7時半だった。
4時間以上熟睡!
体温が低いから眠くなるのか……。
昨日はとうとう36度にならなかった。
体温が低いと冬眠状態になるのかと、自分勝手な想像。
それだけ眠ったのに、午前1時半には、またベッドに。
というわけで今朝は6時に起きたけれど、また昼には眠くなるのではないかと思ったり。
今、35.3度しかないのだ!

昨日はやっと10枚書いた。
今日はせめて15〜20枚はと思っている。

沈丁花も咲き

f2849de8.jpg雪景色ばかり続いたので、ちょっと秋田は休憩して、部屋から見える最近の富士山と夕日の沈む直前の景色。
これはややボケだけれど。
沈んだ後の夕焼けもきれい。

昨日、書いていた短篇を中断し、次の短篇に着手。
乗っているので一気に書き上げたい。
といっても明日まではかかりそうだけれど。

数日前は大雪の中だったのに、こちらではジンチョウゲが満開のところもあり、カラスノテッポウも咲き出して、すっかり春だ。
となると、花を見に行きたくてたまらなくなる私。
できるだけ早く鎌倉にも行きたいので、今日は仕事を頑張るつもり。
雑用が多くて、大分時間を食っているので。
自分で作ってしまう雑用も多いのだけれど……。

はて、どうしよう

8e23d1fb.jpg雪の田沢湖畔に立つ有名な辰子姫像。
湖の酸が強く、それから像を守るためにこんな色ということだったような。
かまくらの中で地元の人が説明してくれたのに、右から左……。
昔から、抜群に暗記力が悪い。

今夜は東京で大藪春彦受賞パーティがある。
出席としてハガキを出したものの、気が重くて、欠席するかもしれない。
受賞した人達のことも知らないし。
でも、そこで会いましょうと約束している人達には悪いなあと思うし、困った。
あと2〜3時間ではっきり決めよう。
ともかく、今日はうんと仕事したいということもある。
    ***
ブログを書いて1時間経った今、睦月影郎氏よりメールで、大藪賞は明日だとのこと。
ひゃ〜、案内状を見たら、確かに明日。
気分がよくなって出かけていたら大変だった……。
大ボケ。

日本一かまくら内部

e073ea43.jpg昨日載せた、田沢湖高原第一駐車場の日本一の手堀りのかまくらの内部。
入った正面。
天井が4メートルなので、人がいてもこんな感じ。
この神棚の前で、語り部が秋田弁で辰子伝説を語ってくれたりも。
外では焼き芋なども売られていたけれど、みんなこれから宿に戻って夕食なので、焼き芋を食べるのは大食漢でないとダメ。
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