「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2007年08月

8月も今日で終わり

d0e1122e.jpg深山苧環(ミヤマオダマキ)。
昨日に続き、5月1日、箱根湿性花園に行ったときのもの。
明日は天気が悪いと思っていたら、晴れてきた。
天気予報も少し変わってきている。
富士山を見るには晴れがいいけれど、湿性花園に行くときは少し曇っていてほしい。

今日の朝日新聞朝刊に、たまたま箱根湿性花園のことが載っていて、発行するキノコ、ヤコウタケが特別展示で、9月いっぱい見られそうだと書いてあり、楽しみ。
薄暗いところなら、昼間でも発光が見られるほど強い光らしい。
八丈島自生のもの。

今日いっぱいスポニチ連載の続き。
今、9月中旬までの分を書いている。

8月も今日で終わり、もう秋だ。
まだ蒸し暑いものの、夕方外に出ると、猛暑のときとは明らかにちがう空気。
近くの川縁に行ったら、彼岸花が咲いていた。
そして、なぜか、6月に咲いて終わったはずの合歓の木の花が、また満開で驚いた。
九州では合歓の木の花は10日頃も満開が多く見られたけれど、こちらの花は2度目。2度も咲くものだったかしら……?

いやなニュースが多い

e3765eb8.jpg季節外れだけれど、5月の立金花(リュウキンカ)。
週末に箱根に行き、伊豆の湿性花園に行きたいと思っているので、そのときの写真を眺めていたら、まだブログに載せていないものが何枚かあった。
そのときは大雨が降ってきて、カメラも落として壊してしまったし、さんざんだった。
今回も天気は悪そうだ。
曇りなら助かるけれど。

連日の朝青龍のニュースにはうんざり。
見ているだけ苛立ってくる。
甘やかしすぎの結果だ。
理不尽な事件も多いし、神経によくない。
現実の世界と、妄想の世界を書きつづる仕事の世界を、一日何度も行ったり来たり。

朝からどんより

ec2f976a.jpg仏桑花(ブッソウゲ)のような(またの名をハイビスカス)、木槿(ムクゲ)のような、葉は少しだけ紅葉葵(モミジアオイ)のような。
どれもアオイ科フヨウ属なので、見るほどにわからなくなる。

昨夜はついに皆既月食が見られず、がっかり。
晴れていればベランダからきれいに見られたはずが。
次は3年後の12月とか。

今にも雨が降りそうな天気。
これからは雨が多くなり、秋が深まっていくのだろうか。
猛暑の最中は、秋が来るのだろうかと心配してしまうけれど。
昨日はほとんど仕事が進まなかった。
猛烈にやった後は、いつも疲れて体力がもたない。
やっぱり月に200〜250枚枚が限界だ。
もう月に300枚も400枚もは書けない。
お手伝いさんでも雇って仕事だけすればいいなら、もう少し書けるかもしれないけれど、人がいて気を遣うのはいやだし。
朝から床のモップ掛けをしないと気持ち悪いし、毎日、仕事からスタートととはいかない。
それでも、掃除はいい加減なほうだ。
月曜も火曜も外に出ていない。
今日は雨が酷くなかったら買い物に出よう。
マンションの外に出るのも、最近は週に1〜2度のような。

今夜の皆既月食は?

5ae0625f.jpg今月初め、マンション下の公園でデュランタ。
買い物に行くときに見つけて、さて撮ろうとしたら、風が止まない。
さんざん待って、やっとこれ。

あまりに暑い夏に、着ようと意気込んで吊しておいた数枚の薄物を、ほとんど着ないまま。
薄物を仕舞う季節になってきたのに。
そんなとき、忘れかけていた紗合わせの着物が出来上がってきた。
下に柄のある紗の着物、上に無地の紗を着て、透けた模様を楽しむ粋なもの。
6月、9月位にしか着られない贅沢品だ。
今ではこれを着る人も少なくなっているらしい。
歴史は浅い。戦後からではないかと。
さっそく着てみたいけれど、いつになるだろう。

今夜は皆既月食を見たいと楽しみにしていたのに、このあたりは曇りで見られないかもしれないとか。
ここのベランダからは、最高にいい角度なのに。
昨夜の満月は見えたのに、今夜は希望薄か……。

何となく眠いけれど、新聞連載の続き。
今月も残り少ない。

次々と仕事

7a60db19.jpg11日、南阿蘇の月廻り公園近くで。
風が強かったけれど、放牧の牛を写したくて、車の中から。
少しぼけているけれど、緑も空もきれいだった。

「小説NON」5回目の連載、やっと今日、書き終え、またスポニチ連載続き。
土日なしの毎日の新聞連載だと、書いても書いても、すぐに締切だ。
あと2カ月。

昨日はしゃぶしゃぶを食べに行ったら、まだ首も据わらない赤ちゃんを連れてきている夫婦がいて、生後間もない子を左手で支えて、右手に箸を持って食べていた。
唖然。
この夫婦、2歳ぐらいの子も連れていて、父親も母親も、ほとんどふたりの子を無視して食べている。
最近は最悪の親が多すぎる。

何とか順調

5b14be86.jpg12日、湯布院の金鱗湖(きんりんこ)。
湖ではなく、池らしい。
小雨が降っていた。
この周囲はいかにも若者が好みそうな店がたくさんあった。
急いでまわり、湯布院はほとんど見ていない。
またいつか訪ねてみたい。
庄屋の館の上質の湯には、また入りたいし。
庄屋の館は5千坪の敷地に、すべて離れが建っている。
敷地の地下150メートルから湧き出す軟水の名水は「由布岳水」と言って、売っている。
私も水は注文したものを飲んでいるけれど、ここは遠すぎて、送料がかかるならと、今まで通りの水を飲んでいる。
私の呑んでいる水は鹿児島の温泉水「ふじさき」。
鹿児島のものでも、近くの米屋さんが持ってきてくれるので、送料はいらない。
大分の「日田天領水」を飲んでいたけれど、重いので、毎日買ってくるのが大変で、米屋さんに置いてあるものになってしまった。
ふじさきも免疫能力が上がるという、いい水だけれど、いつも日田天領水は確保している。
2リットルのペットボトルを1本以上、毎日消費。

「小説NON」の50枚は、今日終わるか明日終わるかというところ。

やや涼しくなったものの、まだ日中は暑い。
水栽培から土に移し替えた薄荷(ハッカ)は、何とか枯れずにいる。
今のところ過保護で、気持ちよさそうだと思うと外に出したり、風が出てくると心配で室内に入れたり、ヒヤヒヤしている。
この猛暑なので、まだ抵抗力がないのではないかと。

湯布院のカブトムシ

b2664fc0.jpg11日に泊まった湯布院の「庄屋の館」は、すべて離れで、私にとっては最高級の24時間掛け流し温泉も部屋についていたけれど、すぐ隣が家族風呂だったので、夕食の後、出かけてみた。
家族風呂とはいえ、10人どころか20人でも入れそうな大きめの風呂。
ゆっくり湯に浸かって戻ると、玄関の戸に、このカブトムシが留まっていて驚いた。
カブトムシには申し訳なかったけれど、引き剥がして、近くの木に移動させてもらって部屋に入った。
それを撮ったのがこの写真。
100人風呂もあったけれど、人が多くて引き返した。
部屋つきの温泉で十分。
入っていると、すぐに肌がツルツルになってくる。
ときどきこの手の温泉に当たると嬉しくなる。
1週間も浸かっていると肌がきれいになるだろうなあと思ってしまう。
ちなみに私の部屋は「椿」。
椿が大好きなので嬉しかった。

昨日から、何とかまたエンジンが掛かって「小説NON」執筆続行中。
9月号が届き、4回目掲載が載っているので、もう5回目だ。
7回で終わる予定なので頑張ろう。
70歳を過ぎた団鬼六氏も連載中だし、よけい、頑張らなくてはと思ってしまう。
しかし、またよく眠るようになった。
「特選小説」10月号にも、何年かぶりに短編を書いて掲載中。

よく眠る

bd00d442.jpg近所のホンコンカポックの実。
外に植えられている。
実は、緑から黄色、赤へと変化。
うちのホンコンカポックは室内で育てているせいか、実がならないので、これを見ると羨ましくてならない。

よく眠る。
いくらでも眠れる。
夏バテか???
今日は短編の続き。

一気に秋?

55289ba6.jpg11日、月廻り公園から阿蘇を望んだところ。
月廻り公園は熊本百景で、県民投票で1位だったところとか。
確かに阿蘇を北に望む景色は素晴らしかったけれど、かんかん照りで、私のカメラでは見たとおりの緑の美しさがとれなくて残念。
高千穂から湯布院に行く途中。

今朝は涼しくてびっくり。
昨日とまったくちがう気候。
朝から小雨。
雷も鳴っていたけれど、今は雨も止み、静か。

何と、昨日も疲れ果てていて仕事は進まず、よく眠った。
こんなこともないと、機械じゃないんだし……と思いながら、ま、いいかの精神で、ぼっとしていた。
今日は「小説NON」連載短編の続き。

高千穂の滝

4b8bfb18.jpg高千穂で夜神楽を見た後、宿の車でライトアップしているいくつかの滝を見せてもらった。
バカチョンカメラなので、川沿いの手すりを支えに写してみたけれど、これが限界。

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今日も強風

f8103e7a.jpg10日、高千穂あたりの夏水仙(ナツズイセン)。
山道、道路沿いで盛りだった。
山ほど咲いていたのに、何故か写したのは、これ1枚。
具合が悪かったせいか。

今日も猛暑のよう。
午後からの雨を期待。
けれど、東北など、大雨注意報の出ているところも。
最近は強風が多く、またベランダの小さな植木が倒れて、室内に入れたものも。
大きなつぼみに育ってきている肥後椿がよく倒れる。
今のところ、つぼみに損傷はなく、ホッとしている。
侘助の天倫寺月光は花が咲くか微妙。
紅侘助のつぼみは成長中。
雪椿はどうもよくない。

やはり、昨日は疲れてグタグタしていて、エッセイをちょこちょこやったり、手紙を書いたり。
今日は短編。
何とか頑張っている感じ。
読みたい本があるし、整理したいものもあるけれど、雑用も多くて、そんな時間はなし。

何とか完成

c28335ef.jpg天岩戸(あまのいわと)神社の西本宮を抜けて橋を渡って川沿いを歩いて行くと、仰慕ケ窟(ギョウボガイワヤ)に辿り着く。
神々がここで、天照大神に岩戸を開けて出てもらうための策略を練った場所といわれている。
まるで賽の河原のように、多くの石が積まれていた。
岩屋の中から外の緑を写した、何ということはない写真。

昨日は20枚以上書いて、無事に締切の50枚を完成。
50枚未満で終わろうかとも思っていたのに、完成すると50枚突破になった。
為せば成る、だ。
しかし、今日はすぐに次の短編に入る気がしない。
それでも書くしかないけれど。

高千穂の宿に植えてあった薄荷(ハッカ)らしい植物を、番頭さんが10センチばかり折ってくれたのが、ついに3日ほど前より根が出てきて、ちょっと楽しみが増えた。
さて、いつ土に移し替えるか、この猛暑ではまずいような。
けれど、水栽培を続けると栄養が行き渡らずに弱りそうで心配だし。
何とか根付くところまで持っていきたい。
ベランダの薔薇は、またつぼみができているのを発見。
元気だなあ。
その元気を分けてほしい。

あと18枚

97ce33ea.jpg11日、高千穂の天岩戸神社、西本宮駐車場。
岩戸にお隠れになった天照大神を、手力雄(タジカラオ)が岩戸を取り除いて外に出すところのよう。
この駐車場の像が、まず観光客を迎えてくれる。

今日の関東は、また猛暑がぶり返したよう。
今日締切は、あと18枚。
昨日は10枚ほど。
何とかなるか……。
終わらなかったら明日提出だ。
少し締切にはゆとりがあると聞いている。
でも、次の締切を書き始めないといけないし、ともかくできるだけスピードを上げて書かなければ。

昨日も午後から頭痛だった。
寝たり起きたりしながら書いて、やや頭痛が続いていたものの、中華街で栄養をつけて戻ってきた。
鎮痛剤を昼と夜と2回、飲んでしまった。
ただの偏頭痛なら何とかなる。
締切がなければ寝てるなあ。

仕事、仕事

0df3bbbc.jpg狐の剃刀(キツネノカミソリ)。
今が盛りのようで、大分空港から高千穂に向かう途中、あちこちに咲いていた。

昨日はあまりにも早く起きたため、朝の9時には眠くなって就寝。
目覚めると正午だった!
それから何とか20枚書けた。
今日はエネルギー切れしないといいけれど。
昨日は関東は涼しかった。
やはり、しのぎやすいと怠さも半減だ。
まだまだ猛暑の地域は気の毒。

御神躰の舞 美酒を

853f9bd0.jpgイザナギ、イザナミの仲のいい場面の一部。
昨日の写真の続き。

今日はやや曇りか

6294b0ad.jpg高千穂神社の御神躰の舞で、イザナギがイザナミといっしょに作った酒を美味しそうに呑んでいるところ。
これから抱擁が始まったりする。
下の写真と一対。

猛暑の日は朝の5時でも外はギラギラしているのに、今朝は6時半現在、曇っている。
今日は少しは過ごしやすいのだろうか。
とはいえ、書斎は早朝5時でも27度だったけれど、冷房を入れて今25度になった。
設定は26度にしているのに、なぜかそれより下がっている。

昨日は頭が回転せず、書き出すのに手間取った。
恥ずかしいほどの枚数。
今日はどこまで書けるだろう。

御神躰(ごしんたい)の舞

5e1e7213.jpgこの御神躰の舞は「国生みの舞」とも言うようで、イザナギ、イザナミの二神が酒を作って仲よく呑んで抱擁し合い……という夫婦円満の舞。
これがいちばん人気がある舞いのようで、子供には見せられないということで、本格的な夜神楽のときは、夜中の1時頃からになるらしい。
なかなかきわどい。
夜神楽はすべてをきちんと舞うと、24時間以上続くようで。
この写真はイザナミ。

夜神楽

f3ba28d0.jpg高千穂神社での夜神楽は、手力雄(てぢからお)の舞で始まった。
天照大神が天の岩戸にお隠れになったので、力の強い手力雄命が天の岩戸を捜し出すために静かに音を聞いたり、考えたりする様子を表現しているらしい。

この猛暑で、ついに東京は朝まで30度を下らなかったとか。
最低温度が30度以上というのだから恐ろしい。

夏バテしたら大変と、昨日はウナギを食べに行き、ドジョウも焼き鳥も食べ、夜中の2時まで仕事して、溜めておいた2週間分の新聞連載を送った。
ウナギは元気が出る、凄いと思ったけれど、今朝は目覚めると胸痛。
間もなく治まり、また仕事。
4日で50枚書けるかなあ……。
休んでいる暇がなくなった。

高千穂の夜神楽

fe5628a5.jpg高千穂八十八社の総社、高千穂神社の神楽殿。
夜神楽が始まる前。
8〜9時まで1時間、4番の舞を短くして見せてくれる。
宿の計らいで30分も前から出かけ、一番前を陣取って見学することに。
写真は天井付近。
白い紙は神庭(こうにわ)といって、神楽が舞われる二間四方のしめ縄にかけられる切り絵の彫り物。
十二支の干支、日月の図、陰陽五行の思想を表す火金土……などの文字を彫ったもの。
これが掛けられるところは神聖な場所とある。

凄い生命力

b1e46adc.jpg宮崎の神々の里、高千穂にも1泊した。
泊まった「四季見」は離れの部屋。
庭に緑と朱が半々のホオズキがたくさんあった。
花の写真を写していたら宿の番頭さんが近くの緑の茎を折って、国産のミントで、外国産より何倍も凄いと渡して下さった。
1枚の葉を口に入れて、広がる香りにびっくり。
時々口に入れながら、なんと、ついにマンションまで持ち帰った。
植物自体、それだけ強いということだ。
ペットボトルを切って水差しにして、ずっと1センチばかりの水につけ、宿に着くと水浴びをさせていた。
根が出てきたら植えたいけれど、この暑さでは……。
そもそも根は出てくるのか……?
10日の夕方に折られたもので、すでに1週間生き続けている。
凄い生命力だ。
その力をお裾分けしてもらいたい。
枯れると淋しい。

追われるように仕事している。
だからといって、ハイスピードとはいかないけれど。
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