「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2007年06月

ステーキを食べて頑張りたいけれど

98d5b691.jpg11日、近所の合歓木(ネムノキ)。
ネムノキは夕方からしか閉じないのに、私は相変わらず日中から眠い。
困った。
今朝は何と6時から起きているけれど、いつまで持つやら。
昨夜はニンニクもたっぷりと、ステーキを食べたけれど、何を食べるとこの時期、眠くならないのか……。
今日も夏日とか。
今日の5時で最終になる銀座での日本美術家連盟の作品展に行けるといいけれど。
ともかく、仕事。

今日も怠いけれど

39dc5c02.jpg柏葉紫陽花(カシワバアジサイ)。
今が盛り。
鎌倉で、あるオバサマが、「ぶどう?」と言っているのはおかしかった。
人のことは言えないけれど。
そう言えば、金糸梅(キンシバイ)を未央(美容)柳と言っている人もいた。
京都での私と同じ間違いだ。
でも、京都ではまだ花が咲いていなかった。
花が咲いたら、私はまちがわないなァ。
そう偉そうには言えないけど。

昨日は壁紙の張り替えと床のちょっとした修理で、その間、仕事ができなかった。
終わって、さて仕事しなければと思ったものの、どうも集中力なしで、微々たる量しかできなかった。
今日はどれだけできるだろう。
新聞、続き。
今日のスポニチに、7月1日からの新連載のこと、少しだけ宣伝が載るような。
挿絵は中村成二氏。

まだ夏バテは早すぎる

e74c02b9.jpg鎌倉でも桔梗が咲き始めている。
浄智寺では桔梗の他に、紫陽花、半夏生、紫露草、菖蒲なども盛り。
しかし、毎年毎年桔梗を眺めているのに、夏の花というより、この紫色は秋の気がしてならない。
京都も紫式部邸宅跡の盧山寺(ろざんじ)や、東福寺塔頭、天得院の桔梗が見事だろう。
来月、また京都にも行きたくなった。
京都の元気な観光タクシーの運転手さんが、京都の絵はがきなど送って下さる。
大好きな蓮もそろそろだ。
京都は蓮のきれいなところも多い。

昨日は新聞連載を15枚書き、来月発売8月号の「問題小説」のゲラに目を通し、部屋の片付けも少し。
しかし、昨日は横浜の不快指数は79とか。
80になると全員が不快に感じるというのだから、朝から気分が悪かったはずだ。
夕方、また2時間近く休んだ。
こうして疲れては休みながら、何とか枚数をこなしている。
今から夏バテでは困るけれど。

やや怠い

9f362176.jpg24日、寶戒寺本堂前のアカンサス。
横浜駅の西口にも、ずいぶんと立派なアカンサスがあり、毎年花開く。
今は盛り。
花茎が1メートルはあろうかと思える大型の花なので、最初にこの花を見たときは何かと驚いた。
しかし、鎌倉の寶戒寺にも咲いているとは思わなかった。

今日は、やや体調いまひとつ。
怠くて集中力なし。
明日は壁紙の張り替えがきて午後から夕方までかかるかもしれず、片付けもしないといけないし、参る。
書斎の一部もなので、仕事にも支障をきたす。
面倒なことはさっさと終わらせてほしい。
先月の検査で、意外とやりかえの家庭が多いということで、修理が日延べになっていた。

よく眠る

5c01d543.jpg24日、北鎌倉、浄智寺の岩煙草(イワタバコ)。
もう終わりで、こんな花が少し残っていただけ。
咲き始めるときと終わりしか見られず、残念でならない。
また来年だなあ。

分厚いゲラの朱入れも終わった。
久々に自分の作品を読んで楽しかったけれど、疲れた。

昨日は5時からの日本出版美術家連盟のオープニングパーティに出かけるつもりが、3時に疲れて横になったら、6時まで寝てしまい、見送り。
できたら、最終日の土曜の30日にでも顔を出したい。
沢登みよじ女史をはじめ、20人近い知り合いの画家さん達が出しているし、睦月影郎氏は本名の奈良谷隆で出しているし、みんなに会うにはいい機会だったけれど。

根を詰めて仕事すると、どっと疲れる。
でも、休むと元気になるので健康だ。
今日は新聞連載の続き。

今日は頑張れそう

fe48b833.jpg昨日、北鎌倉、浄智寺の泰山木(タイサンボク)。
大きな木に、これひとつしか咲いていなかった。後はつぼみ。
高いところだったので、こうやって写すのがやっと。
京都の勧修寺の泰山木は背より低いところに咲いているので、もっと上手く写せるのだけれど。

今日は完成している短編50枚を読み直して出し、幻冬舎アウトロー文庫255ページのゲラの朱入れ。
原稿にして350枚ぐらいか。
14年も前に書いた作品の2次文庫。
このころは、300枚ぐらい3週間もあれば書いていたのに、今は半分の速度。
まあ、体力がなくなったので仕方ない。
しかし、胆嚢全摘してから、それまでの数年より、ずっと体調がいい。

寶戒寺の睡蓮

b439e481.jpg鎌倉、寶戒寺本堂、左脇の睡蓮。
昨日の写真は、これのアップ。
色々な睡蓮を見にいきたい。
池があれば、絶対に睡蓮を育てるだろう。
ベランダで、鉢で育てるのもいいかもしれないけれど。
京都も龍安寺や勧修寺や渉成園などの睡蓮が、可愛く咲いているだろう。

雨の鎌倉

960e5f63.jpg昨日は20枚以上書いて50枚の短編を終わり、今日は朝から曇り。
鎌倉に行こうと思っていたものの、疲れていて起きたのが10時。
まだ眠たかったけれど、ともかく北鎌倉へ。
11時着。
着いたら雨が降ってきた。
曇りのままでいてほしかったけれど。
それにしても人ばかりで呆れた。
ウィークデイに行くようにしていたのに、このところは晴天が続いたし、久々の曇りなので今日行かなければと思ったものの、改札を出るまでに5〜10分かかる人の波。
こんなとき明月院は絶対に行かない。
紫陽花の季節は人が多くてダメ。
ほとんどの人が明月院を目指している。
紫陽花は人の間からしか見えないはず。
まず東慶寺に行ったけれど、ここも人人人。
ショックだったのは、フィルムの巻き直しが上手くいかず、やむなく開いて日光に当ててしまったこと。全滅ならどうしようとガックリ。
やはり、先月買い換えたカメラはよくない。
修理に出し、また買い換えも考えなくては。
私の楽しみなのに、巻き戻しできなくなったのが今回だけではないし、よく撮れないし、気分が悪い。
まだ1カ月半しか経っていないのに。

今日は、他に浄智寺、鶴岡八幡宮をまわって寶戒寺と大巧寺のみ。
寶戒寺で睡蓮の「アトラクション」がひとつ開いていたのだけは収穫。
今日の写真。
それでも、今ひとつ写りが気に入らない。
腕が悪いのではなく、カメラが悪いと思うけれど。

途中から偏頭痛。
帰りのホームで薬を飲もうとしたら、いつも持ち歩いている薬がない。最悪。
やっと帰宅し、薬を飲んで横になった。吐き気までしてきた。
今日は日が悪い???
根を詰めて仕事した後は、よく具合が悪くなる。
そのせいかもしれない。
体温も低下。35度台。

あまりの晴天

6c86192d.jpg8日、姉が撮った平安神宮の花菖蒲。
私はどちらかというと花が得意で、姉は人物のはずだけれど、この花はよく撮れている。
送ってくれたので載せた。
ふたりでいると写真の撮りあいだ。
徳間文庫「残り香」の私の写真も、姉が撮ってくれたもの。
京都の桔梗の寺、東福寺塔頭、天得院だ。

昨日は久々に雨が降ったので、今日は緑も花もきれいだろうと、鎌倉に行きたかったけれど、あまりの晴天。
晴天の日は、私のカメラでは花はきれいに撮れない。
曇りを待つことにして、今日は仕事をすることにした。
進めば短編仕上がり。
遅くても明日には仕上げたい。

クチナシが次々に開いている。
折鶴蘭もランナーを呆れるほど数多く伸ばし、白い可愛い花を咲かせ、子株もそろそろついてきた。
生命力が強い。
あまりのランナーに、昨日、ほとんど切って花瓶に飾った。
これ以上増えると困る。
胡蝶蘭は4枝で花が咲き続けている。
2月末からだから、すでに4カ月。
ここにきて、また花柄が1本、伸びてきている。
これは嬉しい。
今回は、1年中、咲いてくれるかもしれない。

少しだけ雨

2f305e86.jpg8日に泊まった京都グランヴィアホテルのフロントの花は、この日、かえられたばかり。
やや前衛的に紫陽花を。
今日は少しおしめり。
紫陽花がぴったり。
関東は、本当は今日が梅雨入りではないかと言われている。

短編は、昨日15枚。
1日15枚書ければいい。
20枚ならなおいいけれど。
手紙も山ほど書いたし。

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よく眠った

3a3dd64f.jpg8日、平安神宮泰平閣を、19日とは別の場所から写したもの。
品のある建物で、訪れるたびに写してしまう。
緑がきれいな今もいいが、桜といっしょに写すのもいいし、紅葉といっしょもいいし、ススキなどといっしょもいい。
雪の日にも、ぜひ行ってみたいものだ。

昨日は呆れるほど眠った。
昼寝2〜3時間。夜になっても眠く、7〜10時ぐらいまで、またベッドに。
そして、また午前1時から朝まで。
久々に長い睡眠を取ったけれど、疲れというより、この暑さのせいではないかと思った。
冷房は嫌いで、ほとんど使わないので。
かといって窓を開けると相鉄線がマンション脇を通っていて、音が上がってきて煩いので、ほとんど締めたまま。
今はエアコンの「超音波イオン空清」というのを入れている。
書斎は朝から26度。
湿度が48パーセントで、まあまあ助かっている。

梔子(クチナシ)は外に置いておくと勿体ないので、しばらく室内に入れて香りを楽しむことにした。

昨日から、「小説NON」短編、ゆっくり続行。

宮城野萩(ミヤギノハギ)

84b21f72.jpg昨日の宮城野萩は、これの一部をアップにして写したもの。
平安神宮の南神苑にて。
しだれ桜がたくさんあるところ。

ゆっくりと順調

83dba8d5.jpg8日の京都平安神宮では、2度咲きの宮城野萩(ミヤギノハギ)も咲いていた。

昨日は東スポエッセイ2回分書いて送り、スポーツニッポンの続きも書き、今日は「小説NON」連載にかかる。
幻冬舎から8月刊行の分厚いゲラも到着しているので、それも数日内に見なければならない。

すでに真夏。
梅雨入りしたのに雨が降らない。
7月、8月が恐ろしい。

ただ今、アンソロジー「三十路妻の潤み」が到着。
竹書房ラブロマン文庫。
10人による作品。
私の「裏切り」は原稿50枚。

藤原紀香 結婚衣装

b2c37d2b.jpg8日、京都グランヴィアホテルに泊まったとき、フロント近くに藤原紀香夫妻が結婚式で着た衣装が展示してあった。
全国のあちこちで展示して寄付を募り、世界の貧困のために役立てるらしい。
これを結婚式に着たい人にも貸し出すらしい。
高価なものを着たきりではもったいない。
寄付を募って役立てるとは、いいことを考えついたなと、私も寄付してきた。

午前様

82c2d79f.jpg8日の平安神宮東神苑の橋殿・泰平閣。
緑が美しい。
左手前は五月。
平安神宮の四季は、それぞれに素晴らしい。

昨夜の文芸家クラブのパーティは、いつもより出席者が少なかった。
志茂田景樹理事長の挨拶から始まり、なぜか途中でショーまで入って賑やかだった。
銀座に流れて、編集者数人、睦月影郎氏などと「花暦」で楽しいお話。
東海道線で帰ったものの、帰宅は零時半。
暑かったけれど、やっぱり着物でよかった。

昨日、クチナシのつぼみがふくらんできていると書いたけれど、今朝、見事に1輪開花。
うちのは八重。
思わず顔を近づけてしまう。
これから次々と開いてくれるだろう。
しかし、真夏だ……。暑い。

さて、頑張って仕事。
まず、7月1日から始まるスポーツニッポンの原稿2週間分を送るけれど、担当の反応はどうか。

時計草

6ba1a66a.jpg明日は、また平安神宮の写真に戻るつもりだけれど、今は時計草の季節で、大好きな花なので、近所の交番の前の時計草を。
3日撮影。
5月から咲いていて、しばらく咲き続けるだろう。
毎年見ても飽きない花で、見れば何度でも写真に撮りたくなる。

今日の仕事は短編のつもりだったけれど、新聞連載の続きを書くほうが能率が上がるかもしれない。
夜は文芸家クラブのパーティで日本橋だし。
それからどこに繰り出すやら。
しかし、何故か今日は外出が億劫。
真夏のような毎日で、着物は単衣の季節だけれど、薄物にしようかと思っている。

ベランダのクチナシの花が大きなつぼみをつけている。
もうじき開き、かぐわしい香りが漂い出す。
楽しみ。

さくらんぼ

3e1a5fe9.jpg8日、平安神宮。
雨上がりの午後で、睡蓮はこんな感じでしか開いていなかった。
睡蓮が山ほど咲いているところを見たい。
京都は、龍安寺の睡蓮が、今頃、素晴らしいはずだ。

友達からさくらんぼが送られてきた。
さくらんぼ狩りに行ったとか。
旅行前は別の人から1キロも送られてきたし、今年はさくらんぼをたくさん食べている。
美味しい。

新聞連載は10日分を出そうと思っていたけれど、締切の20日までに2週間分送ることにした。
体に合わせて、無理しない程度にやっていこう。

頭痛だ

402589f5.jpg8日の京都平安神宮。
無料の日というのは、タクシーの運転手に聞いて、庭園に入る前に知ったことで、人人人。
この中で、人の入らない写真を撮るのは、なかなか難しい状況だった。
雨上がりの花菖蒲は綺麗だったけれど。

朝から頭痛。
鎮痛剤を飲んでも治らないので、もしやと思って体温を測ってみたら5.6度。
6度以下のときは頭痛がすることがある。
このせいだ。
鎮痛剤は体温を下げる。
失敗。
6度近くなってきたから起きたけれど。
今日、新聞10日分は完成すると思うけれど、ぼちぼちやろう。
もうじき頭痛も治るだろうし。

澄んだ空気と富士山

748fb41c.jpg1昨日に続いて、平安神宮の花菖蒲。
平安神宮は白砂が敷き詰められた境内も立派な外拝殿もあまり興味がなく、着くとすぐに、6千坪の神苑(庭園)に足を向ける。
桜のころもいいし、緑のころもいいし、はて、どこに行こう? というときは、ともかく行ってみるといいところ。
花好きなら詩仙堂や大原の実光院が間違いなし。

今朝の富士山の美しさに、息を呑んだ。
徐々に雲が出てきているけれど、今朝は空気が澄み切っている。
雪を被った富士山は、見ていて飽きない。

仕事、遅々としている。
新聞、今日までに10日分やるつもりが、まだ6日分。
今日で取り戻せるといいのだけれど。

母の20回忌

d4a1488e.jpg8日、平安神宮の河骨(コウホネ)。
平安神宮の池では、花菖蒲と睡蓮と河骨が盛りで、河骨は黄色ではなく、少し赤みがかっていて濃い色。
河骨も好きな花で、盛りと知って嬉しかった。
「これ、河骨かしら」と理知的な夫人に訊かれ、「はい、河骨です」と、こたえられた私。よかった。
ここに来る前の詩仙堂で、旅行客の夫婦に、つぼみを持った花が何かと訊かれ、「未央(美容)柳(ビヨウヤナギ)では」と言ってしまったけれど、金糸梅(キンシバイ)だった。
近くで手入れしていた庭師が訂正してくれてホッとしたけれど、大恥をかいた。
両方ともオトギリソウ科のオトギリソウ属で似ているものの、よく見ると、つぼみも葉っぱもちがう。
花がいくら同じ黄色でも……。
花さえ咲いていれば間違うはずはないのに、つぼみしかなく、つい間違ってしまって、そうだ、どう見たって金糸梅のつぼみと葉じゃないかと思ったが、後の祭り。

今日は母の20回忌。
あれから19年とは早いもの。
処女作の出る10カ月前に亡くなり、本当に口惜しい。
いっしょに旅行したかった、美味しいものを食べさせたかったと、いつも思う。
朝から、持っている香の中で一番上等のものを焚いている。
先週は墓参りできてよかった。

今日の仕事は新聞連載続き。
最初が肝心なので、まだ遅々としている。
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