「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2006年12月

やっと仕事納め

e47eef0c.jpg京都、大沢池あたりのお地蔵様だったような。

昨日は背中が痛くなり、夜はあまり無理して仕事をするのはよそうと思った。
というわけで、やむなく今日も今まで仕事。
新聞連載を4日分だけ出しておいた。
年明けは絵描きさんも忙しいだろうし、できるだけ早く出しておかないと大変だろうから。
モノカキがぎりぎりに原稿を出すと、皺寄せは挿絵画家さんに。
いつも、できるだけ挿絵の人に迷惑をかけないようにと思いながらやっている。

今年刊行は以下の通り。
アンソロジーもCDも、刊行順にいっしょくた。

○「黒い館」太田出版
○「残り香」徳間文庫
○「約束」(アンソロジー)廣済堂文庫
○「魅惑の女主人」双葉文庫
○「人妻乱れて」(アンソロジー)竹書房ラブロマンス文庫
○「媚薬」(アンソロジー)双葉文庫
○「蜜追い人」祥伝社文庫
○「未亡人1」(※音訳CD)一輪堂
○「奥さまの秘蜜」(アンソロジー)竹書房
○「古都の夢」(アンソロジー)廣済堂文庫
○「秘本 卍」(アンソロジー)祥伝社
○「密会」廣済堂文庫
○「未亡人2」(※音訳CD)一輪堂
○「たまゆら」幻冬舎
○「誘い肌」竹書房文庫
○「未亡人3」(※音訳CD)一輪堂
○「未亡人4」(※音訳CD)一輪堂
○「初恋」(アンソロジー)廣済堂文庫
○「悦楽」(アンソロジー)徳間文庫
○「灼熱」(アンソロジー)双葉文庫

やっと、これから片付けや買い物。
今年もお世話になりました。
みなさん、よいお年を!

勝負の日

0ac83eb8.jpg今日を仕事納めにしたいもの。
明日は掃除と片付けをして、明後日、奥飛騨に出発となるといいけれど。
乱雑な書斎をそのままにしては行きたくない。
だから、今日は勝負の日だ。

午前中に短編残りの7枚を書いて55枚にし、完成。
あと半日早ければ、編集者も助かったと思うけれど。
今日から印刷所も休みに入り、機械もストップらしい。
これから「日刊スポーツ新聞」連載の続き。

いい天気だ。
服も買いに行きたいけれど、行けるとしても明日か。

今年の椿は遅い。そして、花のつきが悪い。
やっと1昨日から、侘助の天倫寺月光(てんりんじがっこう)がベランダで咲き始めた。指先のように小さい可愛い椿。
椿も早いときは12月初めから咲くのに、今年は天気が一定せず、花も迷っている気がする。
雪椿も紅侘助も肥後椿も、今年、我が家のは、あまり咲かないようだ。

大変だァ

889f860b.jpg書斎。
昨日の写真より、やや右側。
天井までの3段重ねのスライド式本箱が、壁2面に延べ5メートルほど。
愛知だったか関西だったからの取り寄せ。
これで100万円かかかった。
安いのか高いのかわからない。

短編45枚書いたところで、編集者からの問い合わせ。
来年5日が締切ぎりぎりなのだ。
「今いただけたら、すぐに作業にかかれますが」と。
こっちが無理。
明日までには仕上げるけれど。

まったく、毎年、こうやって、旅行直前まで仕事に追われてしまう。
計画よりやや遅れるのが困ったものだ。
新聞ももう少し書いておきたいし……。
着た切り雀で旅行になるか。
服ぐらい買いたいけれど、時間がない。
着物はいくらでもあるのに、気の利いた洋服がない。
さて、また仕事。
時間がないので、やっぱり無理してしまう。

晴天に富士山

90ad8ee0.jpg昨日の大雨で、今日は富士山がよく見える。
地球温暖化、その他いろいろで、気候も昔とはちがってきた。
今後、どうなるのやら。

今日は書斎の写真。私のデスクの背後。

昨日の病院の帰り、書店に寄ったら、創刊された幻冬舎新書の「快楽なくして何が人生」が積んであった。
新聞の宣伝を見て欲しかったものだ。
団鬼六氏からの最後のメッセージとなっているが、末期の腎不全なのに、相変わらず透析は拒否されているらしい。
透析拒否を最初に知ったとき、おいおい……と思って、すぐにハガキを書いたのは夏だった。
今朝も本を買ったとはがきを書いたが、お大事にとか、透析を受けて長生きして下さいと言っても無駄なので、私は胆嚢全摘しましたよと、病人を強調しておいた。
末期の腎不全に比べると、私の胆嚢全摘など、怪我で言えば擦り傷みたいなものとわかっているけれど。
団さんのように、誰でもおおらかに受け入れる懐の広い人はめったにいない。
また会って楽しくお酒を飲みたいものだ。

『酒、煙草なしの禁欲生活で長生きするのは馬鹿である……男性たるもの、絶対に愛人を持ち、情愛を楽しめ』

本の帯の一部。
私としては、少しでも長生きしてほしいと思っている。
禁欲しないでということになるけれど。

さて、今日はどれだけ仕事できるだろう。

大丈夫でしょ、と。

7893b11a.jpg今時、9月に撮った藪蘭(やぶらん)の花と実。
確か、まだ載せていなかったと……。
チョ〜がつくほど慌ただしい毎日になってきたので、手抜き。

2度目の通院。
「前回の血液検査は大丈夫だったから、大丈夫でしょ。次は1月23日」と先生。
ひゃっ。これで終わりとは。1分かからない。
「お臍の左側がまだ硬いんですけど、大丈夫ですよね?」と訊いたのに、診てくれなかった。
触って確かめてくれるとばかり思っていたのに。
診るまでもない患者ということで、たいしたことはないということなら、救いもあるけれど。ま、そういうことにしよう。
私に官能小説の書き方を訊いたり、やたら話したがって、他の患者がいてもなかなか帰してくれないドクターもいれば、もうちょっと今の体についての話をしてくれてもいいんじゃない? と思うのに、気抜けするような診察で終わるドクターも。

帰ったら、姉より、もぎたてのイチゴが3箱、12パック送られてきた。
姉はイチゴ農家に嫁いだので、時々届く。
フロントの人たちにも、ひと箱4パックのお裾分け。
「美味しそ〜〜」と言われると、もう一箱、渡したくなってしまう。
体重が増えないので、今日は頑張ってカレーライスを食べてみた。
姉からのイチゴも半パック食べた。
これだけ食べられれば大丈夫か。
なんとか体力をつけて、年末の仕事をこなさないと。

何とか頑張るぞ

680c794c.jpg色づき始めた秋のクチナシの実。
最近、あまり写真を撮っていないし、途中まで撮っているフィルムの現像ができないので、パソコンに取り込んでいる写真から探しているけれど、いいのがない……。
まだ載せていない写真でも、夏の写真や彼岸花ではまずいんじゃないかと。

2日も仕事を休んだので、今日は15〜20枚書けそうだけれど、エンジンが切れかかっている。
体力がないなあと思う。
20代の時は周囲が呆れるほどエネルギッシュだったので、そのとき、人生の大半のエネルギーを使い果たしてしまったのではないかと思ったり。
母の血筋は丈夫ではないし、母の父は40代で亡くなり、母の姉は50歳で亡くなり、母を含め、みんな60代までには亡くなっているので、私だけピンピン元気というのも、突然変異のようでおかしいし。
きついときは家系だと逃げることにして、ぼちぼちとやるしかない。
とはいえ、締切まで秒読みとなると、無理してでも書くしかないのだけれど。
あと5日が勝負。

なんだか変だ

aaec8a7e.jpg10年以上前から部屋に置いている左が「人参ガュマル」。
年中、写真のとおりの枝葉。
右は伊豆に行ったとき買ってきたもので、20年近くなるかもしれない。
名前がわからなくなった。
枝が30〜40センチ、あるいはもっと長くなるときもあるけれど、横に伸びては、いつしか枯れ、また出てきて伸びる。
これは枯れかけ。
長持ちする観葉植物だ。

今朝は体調が戻ったかと思って、朝、うどんを食べたら、1時間もしないできつくなり、以後、夜7時現在まで何も食べていない。そして、ずっと寝ていた。
胃から内臓から、全部何となく不調。
また胆嚢ができてきたんじゃないの……? という感じ。
参ったなあ。
ノロウィルスにやられたかなと思ったけれど、吐き気はしても吐いていないし。
もう2日間、仕事していない。
明日から仕事をしたとしても、年末まで地獄だ。
1日休んでも大変になるのに、2日も休んだらどうなるか。

昨日は、家から近いというのに、忘年会のパーティ会場のホテルに着いたとき、過呼吸気味で息苦しく、1階でしばらく休んで呼吸が普通になってから会場に。
2時間、何とか無事にもったけれど、、その間、ほとんど食べず、水を1杯飲んだだけ。
2次会に出ないで戻ってきたけれど、またまた具合悪くてきつかった。
いったい何なんだ……。
26日は術後2回目の通院日。
昨日と今日のの不調、取った胆嚢とは関係ないと思うけれど。

何だ、この怠さは

60b679ae.jpg昨日と同じ北鎌倉の東慶寺の仏様を背後から。
左右、梅の木。
梅の花が咲く来年、必ず行こう。
全方に見えるのが山門。

昨日も眠くて零時前に休み、たっぷり眠って、今朝は9時過ぎに起きたのに、食事はほんの少ししか進まず(まったく食べたくなかった)、またベッドに。
怠さが変な感じで、パニック障害の出る前の恐怖神経症に移行するような気色悪い感じで、これはまずいと、何とか効きますようにと祈りながら、私と姉には精神安定剤にもなる鎮痛剤のイブを服用してベッドに。

酷くはならず、何とか昼過ぎて1時半に起きたものの、やっぱりどうもおかしい。
昨日は足踏みも合計600回やったし、原稿は20枚書いたし、退院していちばん元気だったかもしれないのに、雲泥の差。
日替わりメニューで体調のいい悪いが来たらたまったものではない。

きょうは昼過ぎまでに原稿10枚書く予定だったのに、ゼロ。
書く気分になれない。
夕方6時から、今年たったひとつ出ることにした近くの行きつけの飲み屋さんのクリスマスパーティがあるのに困った。
着物は用意して吊しているけれど、寝ていた方が身のためという感じ。
後4時間。

頑張りすぎた疲れか、体のどこかがアンバラスになったのか……。

野暮用と仕事と

d7193594.jpg北鎌倉、東慶寺の仏様。
秋の写真で、手前には水引が。
野毛山動物園の写真のフイルムを撮りきっていないのと、恒例の京都行きができず、紅葉の写真もなく、ちょっと苦戦。
膨大な写真があるものの、過去の写真から今の時期のものを出すのも面倒で、パソコンに入れているのに使っていないものから適当に選んでいる。

今日は夕方の昼寝(?)もせず、短編執筆。
締切も秒読みという感じ。
しかし、野暮用が多くて時間をとられる。

やはり眠い

0ff6065b.jpg梅もどきの実。
秋の鎌倉で。

やはり眠い。
それも3時を過ぎると、急激に襲ってくる。
仕事どころではなくなる。
一眠りして続きをと、3時半にベッドに。
5時に元同人誌の知り合いに電話で起こされた。
先月、お姉さんをガンでなくして、今年は他にもさんざんなことがあった人。
「そっち(私のこと)の体はどう?」
「順調。そっちは?」
「もうがっくり。疲れた」
とのこと。
それは疲れるだろう。
互いに励まし合っていたわり合って、今年も終わっていく。
友達はいいものだ。
今年は高校時代の同級生の弟も亡くなったし、父上を亡くした同級生は4人。
他にも不幸があった人が多く、そんな歳になったかと思うけれど、今の歳で兄弟を亡くした人には何と言っていいかわからない。
生まれたときから寿命は決まっているらしいので仕方ないけれど。

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まあまあ順調

e4457ecb.jpg野毛山公園の猫写真の続き。
1匹の仔猫は飽きてしまったのか、寒かったのか、植え込みの奥に入ってしまい、母猫と仔猫の2匹になってしまった。

幻冬舎アウトロー文庫「令夫人」8刷が届いた。
これはそういいとは思わなかったのに、6万部にもうすぐ手が届く。
う〜ん、わからない……。

新聞連載、1月中旬掲載分まで書いた。
今年中に、まだ書き進めないといけない。
明日から雑誌の短編に入りたい。

また眠い

207457ee.jpg昨日の2匹の仔猫の親も。
仔猫を写す私が心配なのか、母猫がやってきた。
逃げずに3匹でいてくれたので、飽きずに眺めていた。
それにしても、生き物は思い通りにはいかない。
カメラを見ないで、眠ったり、他を向いたり。

今日は出版関係の忘年会に誘われていたけれど、都内なので、申し訳ないけれど断った。
ちょっと風邪気味。
たいしたことはなくても、年内は大事に大事にと思っている。
手術の傷口の瘡蓋(かさぶた)も剥がれてきて、傷の心配もなくなった。
お臍も触れるようになった。
お臍の傷に関しては怖々だったのに、治ってくるものだなあと感心している。
内部は少し違和感があることも。
それでも95パーセントは回復したかなと思っている。
臓器をひとつ取って、1カ月内に中まで完全回復というほうがおかしいかと。
ともかく、生活には何の支障もなくなってきた。

胆石の色は、私の持っている何冊かの色手帳からすると「老緑」「根岸色」に近い。
白い胆石が美しいかもしれないけれど、そんな完全なコレステロール胆石でなくてよかった。
でも、私の石もコレステロールが含まれているのか……???
胆石を2個落として、1個はすぐに見つかったものの、もう1個探すのに時間がかかって焦った。
書斎の絨毯が私の胆石の色とそっくりなのだ。
胆石を入れた器が開かないようにテープで封印。
いつの間にか、私の宝物になっている。

眠くて眠くて、夕方2時間ほど寝室に。
昨日もそうだったような。
これには困ったけれど、眠気にはかなわない。
仕事はもう少しスピードアップしたいけれど、よしとしよう。

野毛山公園の仔猫

78e98baf.jpg10日、野毛山公園にいた仔猫。
猫は可愛い。
知り合いのモノカキや絵描きさん達、ほとんど猫好きばかりというのも面白い。
それも半端な猫好きではないし。

今年は後13日。
後○日……と数え始めると慌ただしい。
年中、同じ1日のはずが、年末になると、どうしてこれほど慌ただしく感じられるのか。
毎年、追われる気がする。
今年は30日まで頑張って、何とか31日からは奥飛騨温泉に向かわなくては。
戻って来てからも忙しいだろうなあ……。
今から新年のことを考えても仕方ないけれど。

外食開始

9fdfcd9c.jpg1昨日とは別の、お見舞いの花。
一時は、お見舞いの花で、玄関から奥のリビングまで花の香りに噎せそうになるほどだった。
花は人を元気にしてくれるとか。

今日は久々に行きつけのお寿司屋さんに。
大間のマグロが入っていた。
さすがに美味しかった。
大間のマグロは、去年、銀座でご馳走になって以来だ。

昨日から1カ月半ぶりに外食開始。
土日は美味しいものを外で味わうことにしている。

知り合いがノロウィルスにやられたとか。
忘年会もあるけれど、今年いっぱいはおとなしくしている方がいいかと思ったり。
遠出するには、もう少し抵抗力をつけてからがいいかと。
仕事のスケジュールは何とかこなしている。
今年も、後2週間しかない。

眠い

2d3d1727.jpg退院した日、マンションの木が紅葉していた。
1週間前は青かったのにと、なんだか嬉しかった。
それから次々と周囲の木も紅葉した。
写真は、マンションの池(というのか?)。

昨日は夜の8時に異常に眠くなり、今日は今日で、昼から眠い。
困った。
躰が要求しているなら寝るしかないけれど、少し焦らないと仕事が間に合わなくなるし。
睡眠はきちんととっているはずなのに。

昨日から1カ月半休んでいて、すっかり忘れていた足踏み開始。
400回で足が上がらなくなった。
膝は90度まで上げる。
久々なのに、これだけできればいいほうか。
すぐに600回できるようになると思う。
運動すると、後で内臓が多少移動するように感じるのは気のせいか。
いつもと違うところが引っ張られる感じ。
お臍の傷も痒くなってきた。
これは私にとって、いい傾向だ。
こんな小さな傷で、躰に比べて大きかったという胆嚢が、よく取り出せたものだと感心する。
10〜15年前の胆嚢切除手術は、10センチは開腹したようで、入院も2週間だったとか。癒着の危険もあったようで、私はやはりラッキーだ。
今になって、「胆石の謎」などという本を取り寄せて読んでいる。

ノーテンキ

c2415721.jpg退院後のお見舞いにいただいたお花のひとつ。

今日は着物ができあがってきた。
この着物、なんと入院先の病院に月に1度、売りに来るという呉服屋さんから買ってしまったのだ!
もっとも、入院していたときではなく(とうていそんな気にならなかっただろうし)、11月の検査のとき。

仕上がった着物を持ってきてくれたのはいいけれど、着物や私好みの帯まで持参していた。人間国宝の着物まで……。
着物は、そう欲しいとは思わず買わなかったけれど、帯が何ともいいのだ。3本とも。
う〜んと唸り、甲乙付けがたしで、色から何から好みなので、ついに3本とも買ってしまい、できあがってきた着物と合わせると、むろん100万円突破。
もう着物は箪笥には入りきらないほどあるのに。
しかし、いい物を見ると、いいものはいいからなあ……と、ついつい。
ここの品物は、普通の店で買うよりう〜んと安く買えるのだ。
着物や帯を買うたびに、働かないとまずいぞと思ってしまう。
退院祝いと自分で勝手に決めた。
相当、ノーテンキだ。

というわけで、まじめに仕事します……。

少し焦ろう

73f15095.jpg入院中、病室の窓から見た左側の景色。
みなとみらいはビル建設ラッシュだ。

昨日は、ま、いいか……などと言っていたけれど、今年は後17日しかない!
これにはびっくり。
いまさらびっくりしても仕方ないけれど、少しは慌てないと正月が迎えられなくなる。
今日は10日分の新聞連載を出した。

体は確実に回復している。
気になるのは4カ所の傷のうち、お臍のところだけ。
ここばかりは、まだ触るのが恐い。

ぼちぼちと

6dc84da5.jpg入院中、病院の部屋から眺めた景色。
13階建の5階だったので、イマイチだったけれど懐かしい。

久しぶりに朝から頭痛だった。
これまた久しぶりにイブを呑んだ。
すぐに治まってよかった。
こんなことがないように10月から漢方を飲んでいるのだけど。

昨夜は全身お風呂に浸かってみたけれど、お臍の傷が不安で、またまたお腹は出して、足と背中のみに。
自分の躰には過保護。ま、いいか。

仕事はなかなかスピードアップといかない。
これも、まあ、いいか、ということにしよう。

お待たせしました! 胆石です!

25610175.jpgみんなが楽しみにしていたかどうかよくわからないものの、これが私を苦しめていた胆石10個の写真。
1個だけ石みたいな形だけれど、9個は見事にまん丸。
たった10個なので、欲しいと言う人がいても簡単にはあげられないなあと思うようになった。
そんなもの、大事にするなよと言われそうだけど。

今日は通院日。
手術後の傷口の絆創膏を剥ぐのが恐くてそのままにしていたら「取ってもよかったのに」と先生に言われ「痛そうだから」と言ったら、大丈夫だと、ちょいちょいと4カ所とも剥がされてしまった。
昨日から、剥がされると痛いし、また血が出るなと心配していたのに、まったく痛みなしでツルリと剥がれ、拍子抜けした。

退院のとき、今日は抜糸と思っていたけれど、今時、糸は体内に吸収される物質を使っているし、そんなことはしないのだと思い出し、安堵。
25年前の開腹手術のときは糸を取るのが痛かったけれど、数年前に背中を縫ったときは、自然に消えるからそのままでいいと言われたのだった。
医学はどんどん進む。
ありがたいことだ。

私の手術の執刀をした先生はあまり笑わない人だけれど、たまに笑うとなかなかチャーミングだ。
何とかして笑わせたいと思う私。
今日は笑った! 写真を撮っておきたいくらいだった。
どうか、先生がこれを読みませんように。

少しずつ回復

d393b9e9.jpg10月22日、北鎌倉、松嶺院の半鐘蔓(はんしょうづる)。
花は5〜6月というけれど、まだ咲いていた。
綿毛のようなのは花が終わった後の痩花(そうか)。
種子だ。

金曜に思いきり歩いたものの、土曜は1日雨だったので散歩は休み。
昨日は晴天になり、ここから近い京浜急行電車の戸部駅まで歩いて、そこからひと駅めの日ノ出町で降り、初めて野毛山動物園へ。
適当に歩いたので、民家の間の急な坂を上ることになり、2日続けては、この坂道は勘弁、と思うほどきつかった。
こんなところに住んでいる人は、毎日の買い物が大変だ。
足腰の強い人達しか住めないぞと思ってしまった。
住めば足腰が丈夫になるということも考えられるけれど。

公園から、いつもと逆に、我がマンションを眺め、そのうち公園に住みついている猫を発見。
子猫3匹と母猫の他、多くの捨て猫がいた。
母子猫を撮影して、写真のできあがりが楽しみ。
動物園は工事中のようで残念だけれど、猫さえいればいいさと思っていたら、野毛山公園は広く、動物園は別のところとわかり、期待して歩くと、市営でタダ。
ひゃ〜、タダとは悪いような。
タダなら、そう動物もいないと思っていたのに、ライオン、虎、キリン、ペンギン、コンドル、レッサーパンダに、は虫類……。
他にもいろいろいた。

猫好きにとっては、虎に触りたい気がしてしまう。
クジャクなど放し飼いで、人の間を歩いている。
紅葉とクジャクの羽が解け合っているように美しく、何枚か撮ったけれど、仕上がりはどうかわからない。
動き回っていて、ちっとも止まってくれないので。
いくつになっても動物園は楽しい。

またまた腹帯をしての外出だったけれど、傷も少しずつよくなっているようで、4つの傷のうちのひとつが痒くなってきている。
これはもうじき治るなと、勝手に思っている。
左下腹部の腸のあたりは押さえるとまだ硬いけれど、腸の動きもやっと元に戻ってきたし、ここまでくると、北朝鮮にいたら、こうして手術して生きながらえることは不可能に近かったんじゃないだろうかとか、他の医療水準が低い貧しい国々を考えても、日本に生まれて生きている幸せに感謝。
たかが胆嚢切除と簡単に言えない国々もあるのだから。
日本と世界を比較すると、ここは天国だろう。
ユニセフ、国境なき医師団、アムネスティインターナショナル、赤十字……いろいろと、支援させてもらい、世界の情報を入手すると、自分の身の上の幸福がよくわかる。
地獄は世界に山ほどある。

昨日は仕事を休んで体力作りの日にしたので、今日は執筆活動。
そして、また少し散歩も。
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