「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の日記と、作品を紹介するブログです

2006年11月

いよいよ間近

54cd5a67.jpg徳間書店から去年の引っ越し祝いにいただいた薔薇が、今年2度めの花を咲かせてくれた。

いよいよ手術間近。
パソコンは持っていかないけれど、途中で持ってきてもらうかもしれない。
そうならないほうがいいけれど。
あと1週間分の連載が書けていたら、だいぶ楽だったのに、退院したらすぐに仕事を始めないとまずい状態だと気づいた。
体調がもの凄くよくなって、どんどん書けるといいけれど、この1カ月、怠け者状態だったので、どれだけスピードを取り戻せるか不安。

毎日抱いて寝ているコトラちゃん持参。
ベッドの中からコトラが顔を出していたら、看護師さん、ギョッとするだろうな。
楽しみだ。

ブログがお休みになっても、みなさん、心配ご無用です。
ここ1週間は、今月に入ってからの魔の不調からも抜け出したようで、まあまあ食べられ、痛みも出ないので、体重1.5キロ回復。
風邪もほとんど完治のようでメデタシメデタシ。

片付け

09cb34a6.jpg昨日の写真は8日の日の出。
今日の写真は23日の日の出。
東京、千葉に住んでいたときは富士山と日の入りは見えたものの、日の出は見えなかった。
ここでは、みなとみらいからの日の出も、富士山近くへの日の入りも見られて嬉しい。

入院前の部屋の片付けを始めた。
書斎はいつも汚い。
片付けたと思っても、すぐに手紙や資料がデスクの上や周辺に広がってしまう。
書棚も少し片付けたが、きりがないのでやめた。

風邪は悪化せずに治りかけているように思う。
レディスクリニックで処方してもらった飲めば眠くなるという風邪薬を飲んで、半日近く眠ってしまった。
手術の延期は勘弁してもらいたいので、お利口にしている。
少しは仕事をしたいと思うけれど、今は体がいちばん。
怠け者に徹しよう。

発作の日の日の出

789f1d7c.jpgやっと写真を撮りきって出した。
8日朝の2度目の胆石の激痛に見舞われたときのもの。
激痛で目覚めて、来た! と慌てて薬を飲んだけれど、あまりに朝日がきれいで、カメラを持って撮影。
激痛が来なかったら見なれなかったものなので、いい方に取れば、この景色を見られてもうかったというところ。
それから30分ほど苦しむことに。
激痛は消えるものだけれど、いい景色は一生消えない写真に収められ、プラスマイナスのプラスと考えよう。

昨日は精神安定などの漢方薬が切れたので、10月初めに具合が悪くなったときに行ったレディスクリニックに薬を処方してもらいに行った。
手術前に風邪っぽいので困ると、風邪薬も出してもらった。
漢方薬を3種類2カ月分。まるで病人になったような凄い量の薬を抱えてきた。

昨日の夜は、風邪ではなく偏頭痛とわかる痛みに久々に襲われ、眠くもあるしと9時にベッドに入ったものの、ついに我慢できなくなり11時に鎮痛剤。
いつしか治まったけれど、朝の4時まで目が覚めていて参った。
8時半に目覚めて喉が痛いので、まずいぞと思って、すぐに風邪薬。
咳は出ていないので助かる。
入院を目の前に、いま風邪などひいたらたまったものではない。
仕事のことが頭にあるけれど、手術優先。
胸のムカムカが消えてホッとしていたのに、またまた爆弾を抱えている感じ。
終わると何でも楽しい思い出話になるのだけれど、絶対に今は風邪を悪化させるわけにはいかないので、薬を飲んで寝て暮らすしかない。

またパソコンが

321d6d00.jpg昨日の夕方から、パソコンのトラブル。
別のノート型パソコンで仕事を始めた。
この大切なときに、まったく……。
後日、出張してきてもらって直してもらうことに。

というわけで、望みの写真がまた出なくなり、たまたま出てきたものを。
この植物の名前はすぐ忘れる。
どうして覚えられないのだろう。
覚えたと思っていても、次に、ええと、何だっけ……になる。
大巧寺で。
これは唐津焼きの絵付けでは「水草」と言っていた。
それで、その名前の印象が強いせいかもしれない。

20代の初め、墨で水草などを紙に書いて練習し、某唐津焼窯元の絵唐津の絵付けをしたことがある。
毎週窯元に通って、土日は泊まっていたほどの焼物好き。
最初は書くことだけに神経を集中していた。
そのうちハッとしてひっくり返すと、窯印を無視していたのに気づき、唖然とした。
火裏に窯印が押してある。
それを目印に、手前に絵付けしないといけないのをすっかり忘れていたのだ。
商品なのにと心中穏やかではなかったけれど、「それでいいから」と言われ、並べて売ってしまった……。
買う人で、そこまでわかっている人はあまりいないと思うけれど、冷や汗ものだった。
焼物に全収入を費やしていたころが懐かしい。

今日はまた1週間分の新聞連載を送った。
後1週間分書いて、手術後の1週間ぐらいはのんびりしたいなあ。
手術日が近づいてきたので楽しみだ。
今日は胸も胃も割に具合がいい。
一時の最悪の状態は脱したような気がする。

風邪か?

3b91dc93.jpg1カ月前の円覚寺の松嶺院の数珠珊瑚(じゅずさんご)。
名前通りの美しさ。

2〜3日前から眠くて仕方がない。
よく眠る。
栄養が行き渡っていないだけでなく、風邪のひきはじめだからかもしれない。
この1カ月、早めに休んでいて、昨日も11時。
それなのに、昼近くまで眠っていた。
半日以上ベッドだ。
まだ眠れそう。
ときおり、くしゃみが出る。
手術間近というのに、終わってからくしゃみなどしたら飛び上がるほど痛いゾと、慌てて風邪薬を探したけれど、葛根湯の気管支、痰の出るときのためのものしかない。
まあ、何でもいいかと飲んでいる。
たまたま電話をかけてきた知り合いの内科医に、本格的に風邪を引いたら、手術のとき、どうしよう……と言ったところ、そういうときのための薬があるからと言われ、ホッとした。

そういえば、ちょうど正午ごろ、崖っぷちで6日間、飲まず食わずでいた四国のワンちゃんがレスキュー隊に救出された。
その瞬間をテレビでリアルタイムで見ていて、バンザイをしてしまった。
よかった、よかった。
すでに引き取りたいと言う人たちから電話がかかってきているようだ。
その反面、毎日、何百頭か何千頭の犬や猫たちが処分されているのを思うと、どの世界の命も、不公平な理不尽なものだと思ってしまう。

仕事、もう少しだ。頑張ろう。

十月桜

1bfc09dd.jpg1カ月前の北鎌倉の東慶寺。
十月桜が咲き始めていたけれど、円覚寺でも咲いていた。
今も盛りだろう。
私の大好きな京都の大原、実光院でも咲いているころだろう。

今日も病院。
胆石がたくさんあるのは、すでに先月末に近くの病院のエコーでわかっていたけれど、小さいのばかりと思っていた。
それが、今日は先々週のエコーの写真を見ながら、1センチくらいのもあるかなあと先生。
ただのつまらない胆石ではなく、どうせならダイヤモンドかルビーか、高価な石も入っていますように。
「ダイヤモンドがふたつ入っていたら、ひとつは先生に差し上げます」と喉まで出かかったけれど、まじめそうな顔なので引っ込めた(笑)。
言いたかったなあ。
「こんなことになるのがわかっていたら、真珠の種でも植え付けておけば、立派な真珠になって出てきたでしょうね」というのも言いたかった。
千葉の行きつけの病院の先生とは、冗談を言いながら背中を切開してもらったり縫合してもらったりしたものだった。
そんな最中、まじめな看護師さんをおちょくるのが面白かったけれど。

最近、最悪の時期より多めに食べられるようになり、少しは落ち着いてきた感じ。
体重も500グラム取り戻した。
3キロ以上減らしてなるものかという気持ちはある。

年末進行で新聞の締切も来月は早くなる。
年内15日締切になりますが原稿は大丈夫ですか? とエッセイの問い合わせ。
すぐに今年も終わるなあ。


写真復活

884d66cf.jpg先月、鎌倉の大巧寺(だいぎょうじ)の白式部。
やっと写真が出せるようになった。

今、同人誌時代の知り合いの男性より電話。
上海で働く日本人向けの雑誌をやっていたが休刊になってしまった。
数年前、彼は口の中のガンになり、退院してマンションにやってきたときはムーミンのような腫れた顔をしていた。
手術の翌日、病室にいた奥さんが、彼の腫れ上がった顔を見て吹き出したというのだから、深刻にならなかった家族はたいしたものだ。
五色沼のほとりにある家なので、建ったすぐに同人誌の先生と泊まりに行ったことがあった。
今は先生も彼岸の人。懐かしい思い出だ。
彼は半年で退院。それでも、人より早い退院と言われたらしい。
同人誌の仲間だった人には、膀胱ガン、胃ガン、肺ガンと、病気経験者がいろいろ。
胆石のような簡単なものでごめんなさい、と言いたくなるほど。
とはいえ、毎日、具合が悪くていやになる。
胃がドロドロの感じや胸痛がなくなるとすっきりするのだろうし、手術が待ち遠しい。

仕事、何とか頑張らないとなあ。
もう少しだ。
あと2〜3日で何とかなるかもしれない。

参った

ただいま、アンソロジー「悦楽」(徳間文庫)、「灼熱」(双葉文庫)発売中。

昨日は、いつもより食べられるかなあとと思って、少し多めに食べたら、とたんに膨満感で胸まで苦しくなり、一夜明けても直らずに参った。
やはり、食べると具合が悪くなる。
以前の1食分よりうんと少ないのに。

胆石の症状がない人もいれば、私のように、1度発作を起こした後は、急激に食べ物を受け付けられなくなる者もいる。
発作の起こる前は、胸が締めつけられるように痛いと、ストレスか疲れか心臓かと思っていた。
胃がただれたような感じのときは、ストレスか胃かと思っていた。
夏からの右肩の異常なコリは、パソコンが変わったせいで、右手に無理がいっているのかと思っていた。
今になると、すべて胆石の症状だ。
胆石というのは複雑な痛みを伴うものだ。
胃が悪いと思っている人、腰痛だと思っている人、肩こりと思っている人、いろいろのようだ。
年間20万人もの人が胆石で胆嚢切除をしているとか。
その中の何パーセントが、手術まで、私のような体調不良の苦労をしているだろう。
手術が待ち遠しい。

仕事は思ったより進まないけれど、千里の道も一歩から。
今週中に終わりたい。
頑張ろう。

久々に食べているけれど

胸は重苦しいものの、まあまあの体調かと、今日はちょこちょこと食べている。
後が怖いと思いつつも、激痛が来たら来たときで病院に運んでもらえばいいさという気持ち。
体重はできるだけ今のまま維持したいし。
仕事もせめて今日は3日分はしたい。
12月連載分を書いているけれど、まだまだ書かないと退院してからすぐに仕事しなければならなくなる。
退院して1週間ぐらいはゆっくりしたい。
体調が悪いのに無理をして仕事をしていると、たまには仕事を忘れて半年ぐらい好きなことをしてみたいと思ってしまう。

今日は父の誕生日。
例年のプレゼントと違い、たくさんの花を贈ってみた。

3キロ

今月に入ってから、すでに3キロ体重減少。
もうじき45キロを切りそうだ。
ベスト体重が46〜48キロなのに困った。
年間を通して、ほとんど上下しない体重なのに。
記録はまだまだ更新されそう。

昨日は朝から気分が悪く、薬を朝と昼に飲んで、やっと夕方4時に1食目。
それも、カニの味噌汁半分に、白米を小さなご飯茶碗で半分弱と、白身の焼き魚を親指ほど。
他に寝るまでにリンゴを半分をすって食べただけ。
これだけが1日分なのに、胸が痛くなって、また夜中に薬。

今朝が心配だったけれど、なぜか今月に入って初めてというほど気分がよく、造影検査に病院に。
いつも具合が悪いのに、どうして検査の日になると体調がまあまあなのか。
私の望みは、病院にいるときに大発作を起こして、すぐに手術しましょうという運びになることなのに。
入院同意書を持ち歩いているのに、なかなか病院での大発作は起きない。
これまた困ったものだ。

きわめて希に10万人に1人は死亡例があり、2500人に1人は重篤な副作用があるというヨード造影剤点滴も難なく終わり、今のところ、3パーセントに起こるという軽い副作用も起こっていない。
宝くじにも当たったことがないので、そんな数字からは外れると思っていたけれど。
胆嚢、胆道の造影検査と、CT検査も終わり、これでいつでも手術できる体制になりましたとのこと。
でも、結局、予定通りの日にちの手術になったりして。

これ以上痩せて、頬がくぼむのとバストが小さくなるのは勘弁してもらいたい。
お腹のお肉も、あと1キロぐらいしかないのでは。
今日の食事もまだ1食。といっても、普通の1食の4分の1というところ。
最近は食べると具合が悪くなるので、水分を取るのも忘れていたけれど、造影剤を出すために、水分をたくさんとるように言われ、お茶のがぶ飲み。
今のところ、水分では発作が起きないようだとわかり、これからはスープもいいかと考えたり。

私は元が丈夫とよく言われるけれど、人間というのは、なかなかしぶとくできていると実感。
1日1食も食べていれば、まだまだ生きていけそうだ。
ただ、力がいらない(笑)。

※ これより前のブログをお読みになりたい方は、 「Comments」をクリックすると「前の記事」というのが出ます。そこをクリックし下さい。そうやって辿っていくと、すべて読めます。

相変わらず

10日にパソコンが故障。
こんなときにと目の前真っ暗。
何とか使えるようになったけれど、ブログの写真が取り出せない。

数日ブログを書かなかったので、緊急入院かと、多くの人かが心配してメールを下さった。
ありがとうございます。
まだ入院していませんが、いつに入院してもおかしくない状態です。

今月に入って体重、2.5キロ減。
この分では入院までに4〜5キロ落ちそう。
食べると、とたんに気分が悪くなり、2度目の発作が起きた7日からは、薬を飲みながらの食事。
食べたらすぐに横にならないときつい。
その量たるや、微々たるものだというのに。
薬を飲み続けていても胸の痛みや重苦しさ、背中の痛みは解消できず、入院して点滴がいいかと思案中。
でも、どうせ仕事をしないといけないのだから、それは家の方が便利だなと思ったり。
入院しても、先生の手術のスケジュールがいっぱいで、すぐには手術できないのだから。
最悪の状態になれば、仕事もほっぽり出そうかと。
知り合いが言うように、確かに、交通事故で大怪我でもしたら、仕事しようにもできない。
今は交通事故でないだけで、ほとんど寝て暮らしている。
仕事まで頭が回らなくなってきた。
しかも、某編集者のメールに腹が立って、ますます書く気をなくしてしまった。
入院までと、退院しての1週間ぐらいは何もしないで静養したいと言うのが今の望み。
ナーバスになり、ちょっとしたことでも腹が立つ。
どうしてこんな状態で仕事しないといけないんだと本当に腹が立つ。
仕事より体と言って怒る友達もいる。
確かに。
いらいらして、本当に体に悪い。
明日はヨードを点滴しての胆嚢造影検査。
先生に入院のことを訊いてみよう。
それより、今日にでも手術してほしい。
体力が持たなくなりそう。

朝から検査

18819489.jpg松嶺院の色づき始めた樹木。

朝には弱いので、8時半からの腹部エコーは遅れないように心配だった。
それにしても、タクシー料金というのは、下手な運転手は高く取り、ベテランはよく道を知っているので安上がり。
これはおかしいと、今になって気づいた。
というのも、マンションまでタクシーを呼んで病院に出かけるのに、1260円も出せば着くはずが、1昨日は2000円ちょっと。今日は1700円。呆れた。
帰りは、今日は900円。
つまり1000円ほどで着くはずが、運転手によって倍以上違ってくるのだ。
今日の運転手は1500円でいいと言い、1昨日の運転手も500円負けてくれ、1500円と言ってくれたけれど、私が「今日は遠いなあ」とさりげなく言うと、メーター通りに取れないらしい。当然だ。酷すぎる。
多少の違いは容認できても、最短900円でいいのに1700円だ、2000円だと取られては納得いかない。
ベテランの運転手が可哀想。不条理だ。だから、安くあげてくれた運転手からは、お釣りはもらわない。

ついに、仕事する気がなくなり、どうしようかと困っている。
1字も書きたくない心境。
入院までの後50枚なんてすぐだと思っていたけれど、今は書けるかどうか怪しいところ。
書きたくないなあ。
心と体、全部で拒否している。

お見舞い、いろいろ

66a8a82d.jpgパッションフルーツを食べた後に種をまいたら、元気にどんどん芽が出てきた。
冬を越して欲しいなと思っている。
今は外に置いているけれど、零下になるとまずいだろうな……。

この10日で2キロも体重が落ち、これはまずいと思うものの、入院して点滴を打っても、食べないと痩せますよと言われ、昨日、先生といっしょに考えたのは、痛くなる前に、食事と同時に薬を飲むということ。
その手があった。
とうわけで、昨日の夜から、少なめに食べているものの、同時に薬を飲んでいる。
今朝もそうしたら、今のところ痛みなし。
少しずつ食べる量を増やしたい。

いろいろお見舞いが届いているけれど、今や売れっ子時代作家であり、私からすると雲上人のような藤原緋沙子さんから、京都の、わらび餅や芋甘納豆などが届いた。
なぜだ! とびっくり。
いつ私の胆石を知ったのだと思ったけれど、そうではなく、京都に行ったので少しばかり送ったと手紙が言っていて、人を大切にする人だと感心した。
夏に1度お会いしただけなのに。
感謝、感謝。

今や、いただきもので食べきれないほどの果物とお菓子。
昨日は友達が柿を送ると連絡してきたので、ストップをかけた。
退院してからしか食べられなそうにない。
昨日は、朝から夕方までに食べたのは、リンゴ半分、葛湯1杯のみ。
夜にご飯を3〜4口。本当に鳥の餌くらいだ。
そんな生活。
でも、藤原さんから届いたわらび餅はいただけそう。
今朝はご飯を半分近く食べられた。
体力つけなくては。

昨日はずっと休んでいて、何と1枚しか書けなかった。
ま、躰と相談しながらなので仕方がない。

ひゃ〜、また来た!

71c5b450.jpg写真は鎌倉で。ネコノヒゲ。

昨日は調子がよかったのに、病院から戻ってきて、そうたくさん食べたわけではないのに、今朝は日の出とともに、痛みで目覚めた。
激痛の発作が酷くならないように薬を飲んだ。
とてつもなく痛いのに、久々に見る日の出の美しさに、カメラを持ってきてベランダに出て、2枚撮影。早起きは苦手なので、こんなチャンスは滅多にないのだ。
そんな自分に呆れるけれど。
これがブレていたらがっかりだ。

それからベッドで治まるまで唸っていた。
30分で何とか酷いのは治まり、ラッキー。
けれど、これでは躰が持たないと、電話して病院へ。
このまま入院しましょうかと、先生も個室を確保するよう電話されていたのに、採血して1時間後、今度は先生が(この先生は前回の担当ではないためか)、ウンウン唸っていらした。
微妙だなあ。どうしょう〜〜と。
入院しても、手術待ちが一杯で、すぐには手術できないらしい。
何だ……と、がっくり。
たまたま空けば早くできるけれど、2週間でも3週間でも病室で待つことになるかもしれないと言われ、即座に3週間分の個室料金を計算する私(笑)。
そして、「パソコンで仕事できますか」と質問。
この状況では仕方ないので入院してもいいと思っているのに、先生の方が悩んでいて、今日は薬が効いたから、もう一度それで様子を見てもらおうかということに。
次に発作の痛みが起きたら、もう入院しかないけれど。
というわけで、無罪放免。
いつでも入院できるように荷物をまとめて、家で仕事だ。
1カ月入院してもいいかと思ったものの、やっぱり家でないと退屈しそうだしなあ。

初めての内視鏡

9b22f30b.jpg北鎌倉、東慶寺に落ちていたギンナン。
さすがに、妙な匂いがするなあと思っていたら、これだった。

初めての胃内視鏡検査。
歯磨きのとき、奥のほうを磨くとゲッとなるので、以前は、内視鏡検査なんか絶対しないぞと思っていたけれど、毎日、胸のあたり(食道か)がただれたようにおかしいと、ここ1週間、胃潰瘍じゃないかと疑うようになり、結果が興味津々だった。
こうなると、検査に対する嫌悪感がなくなり、初体験にルンルン気分。
まったくいい加減な感情人間でアル。

胃の粟を消すというトロトロの飲み物や、喉の麻酔という苦いものを5分間、口に含んでいるのも面白かった。
舌と唇までしびれた。とてつもなくおかしな感覚だ。

内視鏡検査は、ゲッということも涙が出るようなこともなく、順調すぎるほど呆気なく終わり、これなら1カ月に1回でもいいゾと思ったり。ラクチン。
「胃はきれいです。異常なし」と言われると、ほんとに異常ないんですかと、聞き返した。
やっぱり、食べると吐き気がしたり、具合が悪くなっていたのは胆石のせいのよう。

というわけで、胃潰瘍でもなく、会計を済ませたら、病院探検。
まず地下3階の売店に行き、うちの冷蔵庫に年中必ず5〜6種類入れているハーゲンダッツのアイスクリームを見つけてね、よし! とご機嫌。
どこのホテルでもこれを探してしまうのだ。
それから13階のレストランに行き、ケーキやお汁粉もあるのを確認。
いつ食べられるだろうか。
手術前に食べておかないと、退院までには食べられないかもしれない。
ここからの横浜の港は絶景。
ベイブリッヂも近くによく見える。
ますますご機嫌になり、入院は1週間予定なのに、1カ月ぐらいホテル感覚で泊まっていたくなった。
入院が待ち遠しいなあ。
でも、まだまだ検査がある。

17時間ぶりに食事したら美味しかったけれど、食べないと胃の調子がいいのが困ったもの。

凄いドジ

74960381.jpg1カ月前の鎌倉の海蔵寺に咲いていた京鹿子。
季節は瞬く間に過ぎ、花も瞬く間に終わって次の花が咲いて、1枚ずつ載せていると季節外れになってしまうけれど、仕方がない。
もっと後の花もあるけれど、せっかくだからと思い、以前のを持ってきた。

今回の京都旅行は17日〜24日と思ってカレンダーにも印をつけていたのに、さっきキャンセルの電話を入れたら、10日〜18日になっていますと言われて驚いた。
今週の金曜からじゃないの……。
1年前の予約だったか、今年に入っての予約だったか。
泊まっているとき、フロントで予約したのは覚えているけれど。
何も食べられない状態では、行っても京料理を食べることもできないし、旅先で発作が起きるのもいやだし、旅行中に検査はあるしと、やっとキャンセルを決めて電話を入れたけれど、今日でよかった。
もう少し遅ければ、ホテルに迷惑をかけるところだった。
違約金も発生するところだった。
しかし間抜けだなあ。
体調が悪くなければ、のこのこと17日に出かけていただろう。

また1週間分の新聞連載の原稿を出して、続き。

いやしんぼ

bc7f04f3.jpg先月、北鎌倉の東慶寺。
まだ紫露草が咲いていた。

朝食は9時過ぎに、白米お茶碗に3分の1ほどと、1昨日のおでんの残りの白滝とジャガ3分の1。小さい熟した柿半分。
おでんは5つではなく、6つ買ってきていたのだ。
先日、ジャガを書くのを忘れていた。
それにしても、たった6つのおでんを食べきるのに3日かかるとは情けない。
今の量以上食べると何時間も苦しまなくてはならないので仕方がない。
ちょこちょこと食べ、栄養補給に努めないといけないけれど、以前の1日の量からすると、今は4分の1というところか。
1膳の白米を1日かかって食べているような。
耳のない薄いサンドイッチ用のパンに、朝鮮人参入りのローヤルゼリーを塗って食べたりも。
大好きな果物も、ひとつの半分を食べるのがやっと。
少しでも欲を出すと何時間も苦しまなくてはならないのがわかるので、ぐっと我慢だ。

仕事も根を詰めると吐き気がしてくるので、5枚平均がやっと。
10枚書いても、翌日は3枚なんてことになってしまう。
あとは寝て暮らすしかない。
手術については精神的打撃はまったく受けていないし、予防注射を受けるくらいの軽い感覚なのに、いま食べられないのが「いやしんぼ」にとってはいちばん大変。
元気になったら、まず「蓮の挟み揚げ」が食べたい。
元々、脂っこいものや肉はあまり食べないのに胆石が溜まるのは、体質やストレスや過労からだろうか……???

おでん少々が

7b3f5fa3.jpg2週間前、ムベの生っていた大巧寺(だいぎょうじ)で、わずかにピンクの入っている萩が咲いていた。
白と見まがいそう。
可憐だ。

昨日は体調がいいかなと、マンション下のセブンイレブンでおでんを購入。
セブンイレブンのは美味しいということだし。
卵と白滝と大根と巾着とはんぺん購入。
食欲があるとルンルン気分。

大事を取って、大根は半分、はんぺんも半分、あとはきんちゃくを食べた。
少なめに食べたつもりが、それから半日以上、日が変わって今日まで苦しむことになった。
1時間以上するとぼちぼちと怪しい痛みが出てきて、また救急車かと、食べたことを後悔。
でも、食べないわけにはいかないし。
油物は摂っていないし、こうなると、食べること自体がいけない感じ。
病院でもらってきたブスコパンを飲んで、どうか治まりますようにと祈りながらベッドに。
痛みは酷くならなかったけれど、今も喉にまで食べ物がつかえている感じがする。
残りのおでんを食べられないでいる。
鼻先に人参をぶら下げられた馬のようだ。
元気なときは、おでんの5つぐらい、1度で食べられる量なのに。
このままじゃまずいので、できたら栄養ドリンクでも仕入れに行くつもり。
体重落ち気味。
これ以上痩せたくない。
いらないお肉だけ落ちるなら嬉しいけれど。
まだ栄養が行き渡っている今、切ってもらうといいんだけどなあ。
来週は相談してみよう。

銀座のお店から届いたお見舞いの葛湯をいただいた。
今の私にとって、これはなかなかぴったりの贈り物だ。

こんなときでも、仕事は続けるしかないので頑張っている。
こうなるとプロ根性、被虐の喜びというか……。
けっこう、病人を楽しんでいる部分も。

土曜と思っていたが

49158f6a.jpg今日は土曜と思っていたらのに、どうも朝からのテレビが平常どおりで変。
新聞の日付を見て金曜と判明。
そして、祝日だ。
文化の日と判明。
ノーテンキだろうか。
締切があるのでカレンダーは毎日見ているのに、卓上で小さいし、土日など関係ない生活で、祝日に気づかないことが多い。
さすがに5月の連休だけはわかるけれど。

少しずつ体調、よくなってきているような。
すっかりよくなると手術が億劫になるので、さっさと切ってほしいけれど。

昨日は、仕事を減らして楽だなあと思っていたけれど、まだ相当書かなければならないとわかり、にわかに焦りだした。

写真は、秋の花の咲く大巧寺の隅の植木鉢で咲いていたサンパラソル(風車)。
白やピンクが多いかもしれない。
みごとな色でビロードのようだった。

ムベが素晴らしく

c676cc6b.jpg鎌倉の大巧寺(だいぎょうじ)のムベの実。
あまりに魅力的なので今日まで。
昨日と同じ棚のもの。
真下から上に向かって撮ってみた。

昨日、1週間分の新聞連載を出して、今日はエッセイ。
短編を断ってしまったら、時間だけでなく、心にも余裕が出てきた。
入院までに、できるだけたくさんの仕事をしなければと思っていたけれど、今は最低限のことをゆっくりやろうという気持ちになってきた。
モノカキになって長く忙しい毎日だったのだので、たまにはゆっくり仕事をするのもいいだろう。
18年の間で、今が一番楽なときかもしれない。
できるものなら、健康になって休養したい。
今は食べたいものも食べられない。
Profile
      わたしです

日本ペンクラブ会員
日本文芸家協会会員
日本文芸家クラブ理事
サーチする:
Amazon.co.jp のロゴ
Amazonライブリンク
Amazonライブリンク
Archives
Categories