「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2006年08月

8月も最後

e6c11c97.jpg何度も書くけれど、月日が経つのは早い。
明日から9月。
焦るなあ。
今日の締切もまだ終わらない。
今日中には無理だ。
まあ、急用で4日も書けなかったので仕方ない。
少し遅れていいとのことなので助かる。

写真は26日のブログに載せた「ジャックと豆の木」3号。
そのときの写真を見てもらいたい。
これは、まだそれから1〜2日後のものだけれど、今は43センチになっている。凄すぎる。
2日に買ってきて、現在50センチのが1号。
8日に買ってきて、次に芽が出たのが2号。
8日に買ってきたのになかなか芽が出ず、上下逆に植えられたのではと心配したのが、この3号。そして双子だ! 2本も芽が伸びてきて嬉しい。
3号は17日にやっと芽を出し、それから2週間で2号の30センチの身長をはるかに追い越し、現在、本当に43センチになっているのだから信じられない。
中2日留守にして戻ってきたら、2号をはるかに追い越していたので唖然とした。
2号と3号を大きな鉢に植え替えないとまずい。
超デカ植木鉢にしておくのが利口かもしけれないけれど、土を買ってくるのが大変だ。5キロも10キロも抱えてこられない。
どんどん成長するのは嬉しいけれど、どうなることやら。
けれど、ひと鉢ではなく、3鉢買ってよかった。
人間と同じで、個々の成長がいかにちがうかよくわかる。
双子もいてラッキー。

ちなみにバックにぼんやり写っている赤と黒の招き猫は、札幌のファンの女性がガラポン(?)で取ったと言って猫好きの私に送ってくれたもの。
この女性、昨日は庭で取れたラベンダーを詰めたニャンコグッズを作って送ってくれた。デスクにはいい香りが満ちている。

いつ何があるかわからない

7f7a1170.jpg箱根彫刻の森の写真。

さて、急なことがあり、27日に九州に出かけ、ただいま戻ってきたところ。
いつ何が起こるかわからない。
というわけで、明日の締切があるのに、無理かも。
やるだけやってみますが……。

丸3日もいないとメールと手紙が一杯。
大事なものから返事をして、宅急便や郵便物の再配達の連絡をして、いやはや大変。
ただ嬉しかったのは、帰ってまず一番にやることはクーラーをつけて植物の水やり。
わ〜〜〜!
寝室のベンジャミンに、一気に白い実がたくさんついていて、感激。
毎年はならないから。
「ジャックと豆の木」も、恐ろしいほどの成長ぶり。
ベランダでは、去年の引越祝いに徳間書店からいただいた薔薇の花の第二弾が咲いていた。春よりやや小振りだけれど。
さて、ゆっくり鑑賞もしていられないけれど、ともかく、植物の歓迎は嬉しかった。

ジャックと豆の木、ふた枝発芽

773d6a26.jpg下の発芽の写真、すでに2本出ているのがわかる。
それから2日経つと、下向きの芽が上を向いてくれた。
2本出ているのがはっきりしてきて、どうなるのだろうと思った。
この日から1週間。
何と、今では2本仲良く30センチに伸びている。
豆が大きいせいか、やけに元気。

今日は銀座のロイヤル サロン ギンザで、東スポの「いろ艶筆」エッセイの挿絵を担当してくれている沢登みよじ女史と、福田弘氏の二人展。
気分がいいので行ってみようかという気になって、3時頃銀座へ。
4時半からのオープニングパーティまで顔を出してしまった。
「ジャックと豆の木」の発芽から今までの写真を持って行ったら、みんなに「可愛い」「凄い」と大受けだった。
我が子を褒められた気分。
すぐに戻ってくるつもりが、引き留められて3〜4時間、初対面の彫刻家や花好きの人、エッセイストなどと話が弾み、帰宅したのは7時過ぎだった。

今夜は眠くても仕事しないとまずい。

最後の坊や(ジャックと豆の木)

f7e7e271.JPGなかなか芽がでないので、植え方が間違っているのではないか、頭とお尻と逆ではないかと、だいぶ気を揉んだ。
買ってきて10日目に、やっと芽が出てきたものの、2日目にはご覧のように下向きの芽。
やっぱり上下逆ではないかと、また気を揉んだ。
一緒に買ってきたもうひとつは、すでに20センチほどに成長していた。

半月前のジャックと豆の木

67e3a9fd.JPG「ジャックと豆の木」は2日にひと鉢を買い、あまりの魅力に、8日にあと2鉢買い、当時はこんな感じだった。
それが、今では最後に芽を出したジャックと豆の木も身長20センチ!
写真はぼちぼちと載せます。
毎日、巻き尺で身長を測ってメモするのが楽しみ。
いつも仕事以外にお金にならない雑用を増やしてしまう私。
世の中には楽しいことが多すぎる。

パッションフルーツらしい種も芽が出てからは、日々、可愛く成長中。
名前のわからないもう一つのフルーツも成長中。

それに比べ、仕事のスピードはとてつもなくスロー。
これでは年末までには大変なたことになっているぞと思いながら、1行ずつ埋めていく作業。
何とかスピードアップできないかな……。

「嘆きの天使」というけれど

0eb2919b.jpg7日、彫刻の森。
フランソワ・ザビエ、クロード・ラランヌ夫婦の「嘆きの天使」。
プールに横たわっる緑の植物の髪を持つ大きな顔は目立つ。
しかし、どうして「嘆きの天使」なのか。
どう見ても、嘆いているようには見えないのだけれど……。

見よ、この華麗さ

f19d61e3.jpgもっとも咲いていたとき。
とても華麗。
昨日で花は終わった。
17日から、ちょうど1週間、咲き続けてくれた。
昨日は最後の三つだったので、やはり開花を見守った。
何度見ても、開く瞬間は感動的だ。
いつになく遅い2時40分からの開花だった。
花のついているところに雫のようなものがつくので、吸い上げた水だとかり思っていたけれど、触ってみたらねばついた。
おおっ、水滴じゃない! と、1昨日、初めてわかり、舐めて見た。
甘い! 砂糖より甘く、それでいて上品な味。
蜜だ。
花ではなく、花がついていた根本のところの茎に蜜がつくのだ。
終わった花の根本にもついている。
水滴を指につけては舐めていった。
もっと早く知っていれば、もちろん、初日からご馳走になったのに。
花が終わる2日前にやっとわかった。
今朝は茎を切り、切り口を舐めてみた。
もしや、サトウキビのように、茎全体が甘いかと……。
けれど、味はなかった。水滴だけが蜜のよう。
植物は不思議だ。
サンセベリアの花は時間が経つうちに、花弁が丸まっていく。
また来年、咲いてくれるといいけれど。
サンセベリアは、秋が深まったら水やりは一切しない。
5月頃からやっと水をやりを始める。
冬場の水はいけない。
我慢に我慢を重ね、半年ぐらい水をやらないで、暖かくなってからやり始める。

仕事はノロノロだけれど、まあまあ順調に進み始めた。
後1週間で8月が終わると思うとゾッとする。
どうして、こうも時の過ぎ去るのは早いのだろう。

サンセベリア

811cea64.jpg1週間咲き続けたうちで、花数が最高のとき。
3日目の19日。
上品でいてきらびやか。

やっと脳もほぐれてきて

e5248800.JPGサンセベリア開花2日目、18日のもの。
花は3つずつ茎の一カ所から出るけれど、同じ日には咲かない。
日をずらして三つが咲いていく。
つぼみは開くと6弁になり、中には雌しべ1本に雄しべ6本。
素人の観察なのでうまく書けないけれど、それは自分の目で観察。
実にいい香りが漂う。
以前、この花が咲いたのに気づかず、夜になって甘い上品な香りが漂っているのに気づき、花が咲いているのを知ったこともあった。
昨日は9つ咲き、残るは今日の3つだけとなった。
3輪と書くと変で、何と書けばいいかよくわからない。
1週間咲き続けてくれた花の合計は100ほど。
ひとつずつ数えたのではなく、3つの房(?)が30数個あったというわけ。
また来年も咲いてくれるといいけれど。
明日は、もっと咲いている19日のものを掲載予定。
昨日のものと今日の写真は、あまり変化がないような……。

腰もほとんどよくなり、脳味噌もほぐれてきて、仕事に励んでいる。
予定より、だいぶ遅れているからなあ。

サンセベリア 2日目

42d92596.JPG18日、16時過ぎのもの。
当日の開花は終わっている。
つぼみは翌日に咲く。

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サンセベリア2日目

85508744.JPG実に気品に満ちた花だ。

サンセベリア開花

e67f8959.JPGサンセベリア、もう満開だけれど、いちどに出してしまうと惜しいので(笑)、まずは咲き始めた17日の写真を。
7月31日につぼみに気づいて、それから約半月後の開花だった。

高校野球など見ない私が、昨日は開始の1時から見てしまったけれど、サンセベリア開花が2時に始まり、まだ開くところを見ていなかったので、高校野球を見ながら、サンセベリアの前に張り付いていた。
昨日は18の花が開いたが、そのすべての開く瞬間を観察。
ぽっ、ぽっと、ひらいていく様は感動的だった。
というわけで、野球は2時55分ぐらいに終わったけれど、サンセベリアから目を離すことができず、耳だけでテレビの中継を聞き、目はサンセベリアという後半1時間だった。
野球と同時に、サンセベリアも2時55分に開花が終わった!
まだ残りのつぼみが少しあるので、今日まで開いてくれると思う。
花が開くところを見られるのは感動的だ。

腰は少しずつよくなってきているけれど、できるだけ椅子に長く腰掛けないように気をつけている。
短編を少しずつ進めているところ。

そうそう、ジャックと豆の木のひとつは双子のようで、枝が2本出てきている。
いろいろ面白いものだ。

「ジャックと豆の木」植え替え

b098902c.jpg13日の写真。
芽が出始めてわずか12日後には34センチになるという、恐るべき猛スピード成長ぶり。
あっというまに大型鉢に植え替えとなった。
フィルムを現像でき、やっと大まかな「ジャックと豆の木」の姿が出せた。
デジカメには毎日記録しているものの、パソコンにうまく取り入れられず、毎日の記録を出したいのに残念。
この写真はあくまでも1週間前のもので、今では枝が伸び、葉も大きくなっている。

腰の骨のズレはまだ続いているけれど、自分で骨の調整をしている。
骨に関しては20代からベテラン患者なので、骨盤のズレを上にずらしていき、背中に持っていって、次に首まで持って行ければ、後は頸骨を調整して正常になる。
昔、あまりに酷くずれてしまい、行きつけのカイロプラクティックまで移動することもできず、目と鼻の先のカイロに行ったものの、そのカイロプラクターのあまりの下手ぶりに呆れ返り(全く治せない)、帰って自分で治し、翌日、見せに行ったことがある。
下手なカイロプラクターに腹が立って意地で治したので、内臓も動いて胃が猛烈に痛んだけれど。
その下手でどうしようもないカイロプララクターは、私のズレがあまりに酷くて体が極端に曲がっていたので、「生まれつきの奇形かと思っていて、もしそうなら治らないと言わないといけないと思っていた」と言われ、2度、唖然。
こういう人もプロの看板を出しているのだと思うと、開いた口が塞がらない。
そのうち潰れたのではないかと思うけれど。
こんな人に看板を出されると困る。

午後2時過ぎから咲き始めるサンセベリアは、上品な芳香を漂わせ、朝にはしぼんでいる。何時まで開いているのか確認できない。
今日も午後に開くのが楽しみ。

何とか仕事もしないと。

「ジャックと豆の木」6日目

432d237f.jpgたった6日で下のものが23センチに成長。
7日の写真。
葉まで出てきて、ひゃ〜でした。

もう1度「ジャックと豆の木」8月2日

8da83feb.jpgお忘れかもしれないので、赤ちゃん状態のジャックと豆の木を、もう一度。
上と比べて下さい。

腰が……

b17f752f.jpg箱根の猪独活(シシウド)。
この季節、山に行けば猪独活の白い花があちこちに見られる。

昨夜は某作家の出版記念パーティで、六本木のSMクラブ。
久々のSMショー見学。
女性が女性を緊縛。
久々に会う人達もいたし、知り合いの落語も面白く、なかなか楽しかった。
3時間のパーティの後、編集者、モノカキなどで中華料理を食べに行き、次はパーティを主催したひとり、ヒゲさんのやっている別のSMクラブへ。
深夜タクシーはパニックが出るので危険を避け、30分でお先に失礼して編集者と電車で帰宅。
この編集者もパニックの出る人で、以前、電車で失神したというから、私より上だ。

昨日はパーティに出る3時間前に、ちょっとした動きでぎっくり腰になり、慌てた。何年ぶりだろう。
歩ける状態なのでいいけれど、まだデスクの椅子に座ると痛いので、何とか直さないと仕事に差し支える。
まったく参った。

今日も酷暑のよう

a3d43741.jpg夕方から出なくてはならないので、少し涼しいといいがと思っていたけれど暑そう。
箱根は平地より涼しいので、先週の段階でも、紫陽花がたくさん咲いていて驚いた。
立派な渦紫陽花(オタフク紫陽花)があって写したかったけれど、足元が危うく断念。

芽が出ないので心配していたジャックと豆の木3号鉢、やっと一昨日より奇妙な芽の出方をしてきた。
やはり、植え方がおかしかったのではないかと思う。
3つのうち、もっとも豆が大きく、その栄養で元気に育つのではないかと思っている。

日に半日は寝ているのではないかという生活。
夏バテか怠け者かわからない。
こうなってくると、最後の最後に焦って、無理してでも仕事するしかなくなってくるけれど、その前にパニック障害が起こったりすると、本当に厄介。
数日前も出そうになってマズイゾと思った。

1昨日だったか、どこかの国際線で乗客の女性が暴れて、テロの不安もあって引き返したというニュースがあり、それを聞いただけですぐに、パニック傷害で恐怖のあまりだとピンと来た。
想像通り、ニュースの続きを聞いていると、閉所恐怖症によるパニック傷害だったとのこと。
よくわかるなあ、その患者の状態。
私も一度、飛行機でパニックが出て、大声を上げたくなったから。
大事には至らなかったけれど。
パニックは乗り物だけではなく、どこででも起こるので、本当に厄介だ。
あの、明日が生きられないどころか、たった今から先が生きられないという恐怖感に襲われたときの究極の不安は、パニック傷害になった者でないとわからないだろう。そのまま気が狂うとしか思えなくなる。
あまりストレスを抱えないで、怠け者で過ごしたほうがいいかもしれない。

「誘い肌」発売

9a7c22b6.jpg竹書房ラブロマン文庫より、本日「誘い肌」発売。
過去のアンソロジーなどの短編をあつめたもので、
11編。
370ページの分厚い本。
しっとり和風もあるものの、自分でも好みでない陵辱ものも3編入っているので、嫌いな方はお気をつけ下さいませ。

なぜか藤の花が

e35e99e1.jpg今日も暑そうなので、夏にぴったりのハイビスカス。
箱根に行く途中の、海老名サービスエリアではなかったかと。
ややぼけているか……。

しかし、近くの高校の藤棚には数日前から藤の花が満開。
不思議で仕方がない。
春にも咲いていた気がするし、おかしな気候のせいで咲いたのか。
まさか春と夏に咲く藤はないと思うけれど。
この暑い盛りに藤の花とは、藤の花が気の毒だ。……。

2度寝したのに頭が痛く、買っておいた酸素を吸入してみたけれど、ちっとも変化なし。
やむなくいつもの鎮痛剤を飲んで、治るのを待っている。

ジャックと豆の木を載せたいけれど、昨日はデジカメからパソコンに移せなかった。カメラで撮ったものはまだフィルムを使い切っていないし。
明日は出版記念パーティで出かけないといけないので、撮り切ってしまうと思うけれど。

そういえば、昨日の午後はサンセベリアも、ついに開花!
それも載せたい。
まずは少しでも、仕事を進めないと。

ゆり園で

e7f510ad.jpg雌しべと雄しべのあたりが面白いと思ってアップで。
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