「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2006年04月

4月も終わり

7dd506a2.jpg何と、今日で4月も終わり。
私は午前2時半まで仕事して、やっと終わってやれやれ。
午前中、湯河原に行くので、どうなることかと思った。
温泉に1泊して明日には戻ってくる。
9連休のゴールデンウィークの人に比べると可愛いもの。
ともかく、この数日間、きつかった〜。
温泉で疲れを取ってこよう。

昨日に続き、天龍寺塔頭宝厳院(ほうごんいん)。
この場所の景色が大好きで、よく写す。
馬酔木(あせび)がたわわに咲いていて、杉苔は青く、しばらく見とれていた。

宝厳院の風景

18dbbe56.jpg上の写真を反対側の位置から見たところ。
正面にしだれ桜。手前に馬酔木。
敷石も竹垣もいい。

馬酔木(あせび)

e974017a.jpg宝厳院の別の場所の馬酔木。
馬酔木も一番いい時期だった。

与勇輝(あたえゆうき)さんの人形

3169a2b3.jpg今日から長い人は9連休。凄いなァ。
私は仕事、苦戦している。
午前3時までやって諦めた。
今日中に何とか。

昨日は夕飯の買い物ついでにちょっとだけ息抜きで、高島屋でやっている与勇輝(あたえゆうき)展を見てきた。
横浜高島屋まで、ここから最短距離で5分なのだ。
与さんの人形は情愛深く上品で、ほのぼのとする。
妖精のオマタに可愛いオチンチンまでついていて、思わずクッと笑う人がいっぱい。
感激しながら人形を見ていたら、与さんのサイン会をやるというアナウンス。
出口にすっ飛んで行って人形の写真集を買い、サインしてもらった。
チョ〜嬉しい! という感じ。

買ってきた絵はがきの1枚を載せることにした。
与さんの人形は生きている。
衣服に使われている布も、どれも素晴らしい。
これは「朝のお掃除」という題。

絵はがきも6千円分買い込んでしまった。
絵はがきは何百枚あるかわからないのに、気に入るとつい買ってしまう。せっせと使おう。でも、生きてる間に使い切れないかもしれない。
帰ったら与さんのサインを撫でてしまった。

湯豆腐 嵯峨野の桜

97c76b11.jpg14日、天龍寺と宝厳院(ほうごんいん)との中間にある「湯豆腐 嵯峨野」。
しだれ桜がご覧の通り、盛りだった。
ここで食事したことがあるが、奥に竹林があり、別の建物もある。
秋の紅葉のころも美しかった。

ちょっと覗くと

8bd057a7.jpg天龍寺の敷地内の寺。ふっと中を覗くと花がある。
花桃ではないだろうか。思わず額縁になっている入口ごとパチリ。


宝厳院(ほうごんいん)

eb3f5afd.jpg大好きな天龍寺塔頭の宝厳院(ほうごんいん)。
入ったすぐの「苦海」。
奥のピンクは三つ葉躑躅。手前は水仙。
ここは紅葉が見事。けれど、新緑季節も息を呑むほど美しいので、ぜひこれからの季節はお勧め。
天龍寺に入ることは少なく、宝厳院に足を運ぶほうが多い。

嵐山

1eca9737.jpg嵐山の天龍寺の池の蓮は、今の時期はまだ見る影もない。
そのかわり池の向こうの桜がご覧の通り、とてもきれいだった。
奈良、京都を旅し、5日ぶりに初めて朝からひとりだった14日のもの。
祇王寺に行くのが目的で嵐山に向かったが、その前に天龍寺境内を歩いた。

明日から世間は大型連休。
でも、モノカキにしろ、電車やタクシーの運転手さんにしろ、コンビニの人にしろ、お巡りさんにしろ、そういう休みは関係ない人が実に多いのに気づく。
できるだけさぼりたいけれど、衣替えなどもしないと冬のまんま。
結構いつものように慌ただしく過ぎてしまいそう。

三秀院(さんしゅういん)の雪餅草(ゆきもちそう)

42fa174a.jpg天龍寺境内入口に三秀院という小さな塔頭がある。
ここに足を運ぶ人は少ないが、京都花の寺の本には載っていたりする。
入場料などなし。自由に入れる。
天龍寺に入る前に、ぜひお勧めしたい寺。
鉢植えだったが雪餅草(ゆきもちそう)を最初に見つけて、ヤッタァ! と声を上げたいくらい感激した。
これを見ないで素通りしていく人達が可哀想。

赤、白、ピンク

15ddde3c.jpg同じく三秀院。手前から木瓜(ぼけ)、雪柳、海棠(かいどう)。
おおっ! と、ここでまた声を上げそうになった。
奥の建物には東向大黒天が祀られている。

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散り木瓜の風情

3847037f.jpg上の写真の花のアップ。
紅い木瓜(ぼけ)の手前は白い木瓜。
白砂の上に紅い木瓜の花が散っている。
なかなかこんな風情ある風景は見られない。

ホテルの廊下のジャスミン

519fc8ec.jpgいつも京都は、駅と直結しているグランヴィアホテルに宿泊。
便利でいい。合計すると今まで何カ月か泊まっていることになるだろう。
今回は廊下の窓際に写真のような素敵な陶器の器が置いてあり、どれにも白いジャスミンの花が載せられていた。
廊下の窓際にずらりと置いてあるので、エレベーターを下りて部屋に行く間、甘い香りに癒された。
やるなァと感心した。器は少しずつちがっていた。
私の部屋は今回は一番奥で、歩くこと50メートルぐらいか?
グランヴィアホテルはともかく広いのだ。
でも、この香りで楽しかった。
ついついシャッターを押した。

また半木(なからぎ)の道

966d411e.jpg半木(なからぎ)の道の紅しだれ桜が素晴らしすぎるので、今日まで。
平安神宮のしだれ桜と同じく、ここでも藤棚のようになって枝を支えている。
明日はやっと嵐山の写真に移動。
もう4月も数日しかないの参ったなあ……。

自分の書いたものながら、ゲラを読んでいると眠くなって困る。
読むのはしんどい。
睡魔からの誘惑があの手この手でやってくる……。
今日は雨。
今日も(今日こそ……?)頑張ろう。いつもこればかり。

また桜

269ab532.jpg半木の道、紅しだれ桜の一部のアップ。

春うらら

08c943c8.jpg加茂川を眺めながら桜並木のトンネルを歩いていく。

半木(なからぎ)の道

5774e526.jpg半木(なからぎ)の道の紅しだれ桜の一部をアップ。
濃い色がとても美しい。
半木の道は京都の北山大橋から葵橋辺りまでの加茂川の堤。
800メートルの紅垂れ桜の道は何とも素晴らしい。
このトンネルをくぐり抜ける散歩は贅沢だ。
下鴨神社も車ならすぐ。
府立植物園とは隣り合わせと言っていいところ。
この名所を知っている人は案外少ないらしい。
観光タクシーに乗ると連れて行ってくれる。
13日はF社の編集者と。
15日は、前夜愛知から駆けつけた姉と歩いた。

さて、やっと今日から祥伝社文庫のゲラ。400枚だから読むだけでも大変。
モノカキながら、本を読むのはいや。目が疲れるし眠くなる。時間もない。
1日3冊読んでいた時期もあったのに、モノカキになってからはほとんど小説は読まなくなった。
誰が芥川賞やら、直木賞やら、どんな本が売れているやら、さっぱりわからない。
積極的に読むのは大好きな霊能者、江原啓之氏の本。
あっというまに20冊以上になってしまった。
これを読むと、人間として成長しなければと思ってしまう。
私の周囲では江原氏の信奉者が広がっている。
いつか会いたい、会いたい、会いたい。
そして、いろんなことを訊いてみたい。
江原氏の信奉者とは話がよくわかりあえる。

桜のトンネル

0dd74141.jpg半木(なからぎ)の道の紅しだれ桜のトンネル。
800メートルはかなり長い。

加茂川と桜並木

1434d149.jpg半木の道を歩いていると、加茂川を挟んで向こうの土手も桜、桜……。

平安神宮東神苑の桜と鴨

8b8fcab5.jpg平安神宮東神苑の小岩に鴨が一羽。
東方出版から京都の古都巡礼の本が出ていて、その中の「平安神宮の四季」の写真に、これと同じ石で鴨が憩っている桜の季節のものがあり、ほぼ同じ状況で笑ってしまった。
それにしても、毎日、頑張って写真を載せているのに、もう12日も前のものになってしまった。桜は過ぎたと思っている人達も多いかもしれないけれど、北海道はこれから。
桜前線は実にのんびりと北上している。

上野公園に桜を見に行ったのは4月3日で、もう散り始めていた。
10〜15日は吉野では咲いているところと、まだのところがあった。
京都は盛りだった。
日本は狭いようでいて、実にさまざまな四季のちがいがあって面白い。

さあ、連休開始まで仕事頑張ろう。
私の仕事も桜前線並にゆったりしているような気がする。
また慌て出すんだよなあ。
でも、もう機関銃のように次々と書き続けるパワーはない。
17年以上書き続けてきたのだから、ま、これでいいかと思うしかない。
書けるときは書く。書けないときは書けない。
締切だけは何とかこなそう。

平安神宮泰平閣から尚美館に向かって

ced811b0.jpg平安神宮泰平閣から尚美館に向かっての1枚。
何回シャッターを押しても、ついついまた押してしまいたくなるような風景ばかりだ。
桜のころだけでなく、菖蒲や紅葉のころ……。
いつも平安神宮の庭園は美しい。
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