「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2005年12月

ぼちぼちと確実に

7217b342.jpg今日は来年1月7日までの東スポ連載分を出し、これは13日締切なので、ホッ。
次々と仕事があるなあ。
今年は後100何枚か書けばいいかな。
それは最低限で、後で慌てないために、本当は200枚書けば楽なんだけど。

風邪は憎っくき咳が止まらない。
もうこの柔肌に棲みついてしまった感じだ。キャハハッ。
明日から短編だあ。

やっと半月ぶりに本屋に行き、売れ行きを偵察してきた。
まだまた幻冬舎アウトロー文庫の「三姉妹」は売るほどあった。
どさっと買って下さいマセ。
ひとり1冊限りではありませんので。

久々に外に出た

3ef41d5c.jpg先週の水曜日に病院に行って以来、昨夜は、実に8日ぶりの外出だった。
とはいえ、シェラトンホテルなので、ここから15分もあれば十分な距離。
風邪が酷くならないか心配だったけど、よくもならないかわりに悪化もせずホッ。

来年2月に出る文庫のことでT書店の文庫編集長と「はなの木」で打ち合わせがてらの食事。
もう表紙ができていて、4種類もあり、どれも良くて、1点を絞るのに他がもったいなかった。選んだ1点で、また少し手を入れてということになりそう。
上品な題と表紙で、誰でも手に取れそう。お楽しみに。

香箱ガニ(ズワイガニのメス)を前日にテレビでやっていたけれど、それがのっけに出て、アララとびっくり。
フグ刺しも食べたし、コースに出たものは、器も盛りつけもよく、すべて美味しかった。
最上階のバーはいっぱいで30分待ちというので、3回のバーで少し呑んで解散。
再来年の仕事の話などまで出て、そうか、来年もスケジュールがいろいろ詰まっていて、もう再来年の仕事の話かァと、悦びと困惑。

さて、咳はなかなか治らないけれど、あとは気長に待つのみ。
写真の落葉は、京都の法然院の庭だったと思う。

「三姉妹」そろそろ発売では

bed5307c.jpg幻冬舎アウトロー文庫より、そろそろ「三姉妹」が発売では。
もう並んでいたりして。
10日以上外に出ていないので、本屋にも行っていない。
発売日を知らせて来るところと、そうでない所があり、アウトローはだいたい6日か7日ぐらいの発売だった気がするけれど……と思うだけ。

今回は同時19冊発売。
おいおい、私の本の置き場はあるのかい? と心配になる。
幻冬舎アウトロー文庫だけで、いっぺんに何十万冊か出ることになるのを考えると凄すぎる。
12月は日記やカレンダーの置き場が多くなり、書籍置き場が狭くなって苦戦するらしいし、各社、置き場の確保が大変だと思う。それこそ取り合いで、力関係が際だつときだろう。
今回、デビュー以来、ずっとお世話になってきた知り合いの館淳一さんもいっしょの発売で「触診」。
いかにもイヤラシイ題ではありませんか。思わず覗いてみたくなるような。
私の「三姉妹」は復讐劇。
11年前に、別社から「三姉妹・復讐レイプ」という題で出たものに、少し朱入れしたもの。

u何と次々に

f542357c.jpg写真は清水寺にて。

さて、新聞は年内連載の分を送ったので、あと10日は大丈夫だと思っていたに、年末年始体勢なので、来年7日までの分を13日までに送ってくれないかとのメール。
ひゃ〜。
来週の火曜日じゃありませんか。
他にも締切があるのに、何てこと。
と、ゆ〜わけで、久々に朝の3時まで頑張って徳間文庫のゲラを終え、昼前まで休んで、今、宅急便で出したところ。
一丁上がり。
これから来年の新聞をやって、短編50枚の2編にかからないとなあ。
もう待ったなし。
風邪は相変わらずの咳以外はいいけれど、今日は食欲が今ひとつで、お歳暮の某ホテルのスープなどを飲み、御飯も無理矢理少し食べた。

京都の清涼寺脇

247cd9f6.jpg去年の秋のもの。
嵐山の清涼寺脇。
紅葉で有名な宝匡院(ほうきょういん)に近い側ではないかと思う。

昨夜は1週間ぶりに夜中も起きずに熟睡できた。
みなさんのご心配、ありがとうございます!
仕事も10枚でき、今年分の新聞連載は何とかクリア。
来年分も書かないといけないけれど、数日は安心して他の仕事ができる。
今日は徳間短編集のゲラの朱入れ。

寒そうだけど、午後から薬をもらいに行くかどうか思案中。
外に出ないほうが身のためか、薬をもらって来たほうが身のためか……。

白壁と紅葉

9620811c.jpg上の写真の人力車がない風景。
観光シーズンに人がいないところを写すには、忍耐力がいる。
人が切れるのを、ただ待つのみ。
だから、よほど気のあった人といっしょでないと、待たせるのが悪いと思い、こういう写真がなかなか撮れない。

落ち葉も芸術

cdb7486d.jpg紅葉は木を見るだけでなく、足元も楽しむもの。
毎年、時期をずらして京都を歩き、紅葉も終わるころに行ったときには強く感じる。
上を向いて歩こうではなく、下を向いて歩こうになっている。
色づき始めるころもいい。
色づいた盛りもいい。
落ち葉のころもいい。

やっと風邪が快方に向かっているかなという感じで、昨日は1週間分の新聞連載が送れた。
チビチビと風邪の中で書き溜めたもの。
あと3日分書けば今年の連載分は終わるので、それを終わらせてから、徳間の短編集のゲラの予定。
ともかく、仕事が溜まってしまった。
咳は風邪を治すにはなくてはならないもので、悪いものを体内から出してくれるので、もう少し我慢するしかない。

早く完治しますように

fa581117.jpg京都永観堂。
写真に手を合わせて、早期の風邪の完治を祈りましょう。

何とか仕事しよう

11ec5315.jpg詩仙堂で見つけた宿り木。
たいして大きくない木に、たくさん、この宿り木がついていた。
写真ではよくわからないかもしれないので、ブログに載せるのはやめようと思っていた1枚だけど、こんな体調で新たに写真を取り込むのが面倒で、すでに入れていた中から残っていたものを。でも、あと1枚ぐらいしかないなあ。

喉の痛みがなくなっているだけで、後は1週間前と同じ状態。
朝ベッドから立ち上がると頭がガンガンするのには参る。昨日も一昨日も鎮痛剤を飲んでいる。
起きたときだけ特に酷く、一体何なんだろう。偏頭痛なのか風邪のせいか……???
血圧はたいしたことはないし。

今から新聞連載の仕事。
あと1日分書けば1週間分送れる。
ともかく、今日送らないとまずい状況。
少しだから頑張ろう。
少しなのに、やけに時間がかかる。
こんなときのベッドシーンの執筆は、エネルギー不足で苦行ナノダ。でも、読んだ読者に、何だ、こりゃ……と言われないように書かないといけないし。

う〜ん、治らない

a00c5f41.jpg横になると、いくらでも寝られる。
それだけ休養しないといけないということだろうけど、もう仕事のほうが待ったなし。実は昨日も数枚書いた。
新聞連載が気になる。
できたらこれからまた数枚書いて、新聞だけでも1週間分出さないといけないと思っている。
20日までは忙しいのに、横になっていてもアイデアを浮かべる気にもならず、咳のためにあちこち痛んでいる躰を上にしたり横にしたりして、ひたすらベッドで過ごすのみ。
20日までに後150枚と、徳間文庫のゲラがある。
本当に参った。それまでに2社との打ち合わせもあるし。

それより、これからいったい何を食べようか。
風に当たりたくないので買い物にも行けず……。
あるもので作るにも、食欲が湧かず。
でも、食べないと薬を飲んだとき胃をやられるし。
5日ほどで2キロの体重減。
ますますまずい。頑張って食べよう。
薬は明日朝の分までしかない。
まだ薬がいるなあ。

写真は京都の野仏庵の庭。

参ったなァ

969063b0.jpg7日、京都野仏庵の紅葉。緑と紅の対比がよかった。
風邪が治らず、新しい写真を取り入れる気力がなく。

抗生物質を飲み始めたので風邪はすぐに良くなるかと思ったし、昨日、峠を越えたと思ったのに、今日はまた酷く咳き込んで汗を掻いて、気分が良くない。
熱はないのに、どうしてこんなにしつこいのか。咳はゴボゴボという感じ。また痰に血が混じったり。

仕事としないとまずいゾと思うものの、もっとこじらせたら20日まで躰がもたないと思い、我慢。
しかし、2日も寝ていたら治ると思ったのになァ。
明日も酷かったら、もう1度病院行きだ。トホホ。

20日までに50枚短編2編と、新聞の連載15日分と、文庫のゲラ1本を出さないといけない。まあ、今なら何とかなる範囲。しかし、後2日も3日も寝ていられない。
勘弁してよと言いたい。

「炎」7刷/風邪続行

b05d958e.jpg昨日はついにビョ〜インに行った。
良くなるどころかベッドに入ると喘息のような酷い咳がはじまり、1〜2時間眠れないし、肺炎になったらまずいと思いはじめ。
もっとも、肺炎になっても仕事をしていたことがあったし、指が動く限り仕事をするんだろうけど。

抗生物質や咳止め、痰切りの薬やトローチなど5種類をもらってきた。
しょうがないから薬飲んで寝るかァと午後から横になったものの、目覚めると頭痛で頭がガンガン。おまけに吐き気。これには参った。もう寝ることもできない。
濃厚ブロチンコデイン液ももらっているので、これのせいかなと思った。
便秘、吐き気、不整脈、血圧の変化、排尿障害が起こることもあるとのこと。
血圧はかねては低め。測ってみると、ふだんよりやや高いとはいえ、70ー117ぐらいだったか。まあこれなら大丈夫。
でも、脈がいつもは60なのに120には驚いた。しかし、じきに80になった。

でも、頭痛と吐き気は我慢できる範囲ではない。それでも、薬を5種類ももらっていては、常用している鎮痛剤を飲むには勇気がいる。
病院に電話して飲んでいいか聞くと、いいと言われたものの、夜間診療を行っていないからと、救急病院を紹介された。
元気なら救急病院まで行けるけれど(笑)、具合が最悪の時は外になんか出られないんですよね〜。

イブを飲んで何とか横になっていると、1時間ばかりして頭痛、吐き気ともなくなり、生き返った心地でした。
メデタシ、メデタシ。
でも、まだ本調子じゃないから寝るかァ。喉が切れているのか血痰が続いているので。げっ。
昨日は徳間から短編集のゲラが届いたんだけどなァ。
さっさと終わらせたくてウズウズしているけれど。

「炎」は源氏物語を下敷きにしたもので、得意の陶工ものに仕上げてあります。



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