「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

2005年10月

パソコン持参……?

0dc8958e.jpg京都宝泉院入口に咲いていた桔梗。
去年か1昨年か。

明日から1週間は、1年でいちばん長いせっかくの京都での休養なので、パソコンは持っていきたくないと思っていたけれど、少しは仕事しないと締切に追いつかないかなと思いはじめた。
新聞連載は大丈夫だけれど、初荷に間に合わせたい長編が……。
う〜ん、困った。
今日はどこまで進むのか。

10月も明日まで

ebf696ab.jpg秋はキノコ。
こんなものでも、見つけると嬉しいもの。
北海道で撮った大きなキノコは最後のフィルムだったので、まだ現像していない。これは載せてもなァとも思ったけれど、ま、いいか。
アップにして見ると可愛いですから(笑)。

月日の経つのは早いもので……。
この場合、「速い」がいいんじゃないかと思うけれど、早い、のほうが正しいようで……。
漢字を知らないモノカキなもので(笑)。
しかし、仕事していて、どっちの漢字だ……と迷うことはしゅっちゅう。
同音同訓使い分け辞典、類語辞典、色の辞典に諺辞典……。
仕事とはいえ、辞書はいろいろいるもの。
絵で引く大辞典なんてものも持っている。
昔、広辞苑を買ったとき、今まで使っていたものより急に分厚くなり、これに何でも載っているんだと思ったけれど、それでもわからないことがあり、今では全13冊の日本でいちばん詳しい「日本国語大辞典」になってしまった。
1冊2キロ以上あり、デスク脇の書棚からヨッコラショと出して見ることになる。
でも、普段は小さな辞書で間に合う。
漢字を知らない単純な私の文章でも、たまには大きな辞書も必要なわけで。

東スポ連載は11月連載分は送り、やっと太田出版推敲にかかったれど、はて、間に合うのかどうか。
15年も前の作品なので、文章が下手で直すのが大変。ちゃんと直して、改めて出したいとは思っていたものなので頑張りたいけれど、原稿360枚分で、現在書いた同じ枚数の作品をさっと見るのとは訳がちがう。
よくこんな下手なものを出してくれたよと、当時の編集者に頭が下がるばかり。

京都のホテルに荷物を宅急便で送らないといけないけれど、箱詰めは今夜になりそう。

焦るなァ

24f01868.jpgそういえば、緊縛師の明智伝鬼氏追悼会の後、団鬼六氏と「黒鳥の湖」に行ったときの写真を載っけていなかったなあと、先月の写真。
団氏の74歳のバースディの数日後。
このときは病院を抜け出してということだったけれど、まあ、元気。
「黒鳥の湖は」レンチャンということだったし。
団さんが頑張ってるんだから、私なんかうんと若いはずで(笑)、もう少しやらないとなあと思ってしまう。
向かって左手前はT書房の美人編集者。
団さんもこの人が担当なら、少々お尻を叩かれても満足かな。
後ろ左は同業者の西蓮寺祐女史。
その横の私は、右端の鏡にも横顔が映ってるんだよね。面白いなあ。
でも、何度スキャンし直して、きれいにブログに映らない。
写真はまともに映っているのに。
う〜ん、私には操作できない。残念。
写真によって、なぜか、まともな画面にスキャンされないものがある。どうしてだろう。

さて、きょうも新聞の残り頑張ろう。
いよいよ12月分に突入できそうなところ。
それでも1週間分のスケジュールが遅れている。
ギャオッ!

もう少し頑張らねば

a367f0a4.jpg好きなキャラクターはありますかという書き込みがあったので、これです。
黄色いツゥイーティ。
銀座に専門店があり、そこからも買ってきたもの。
シャツ、タオル、枕カバー、スタンプ、名刺立、シール……と、ともかく、あらゆるものは集め、今は落ち着いたので滅多に買わなくなったけれど。
デスクの上にも、もちろんあります。
バックの緑は、花の咲く前のホトトギス。

東スポ連載は、11月下旬の分に突入。頑張ろう!

ちびニャンコ

bc250d08.jpgこれはチビの方で、デカイのは私の書斎にデンと構えている。
チビはメスで、デカはオス(そんなのわかるもんか、って?)。
チビは私のシルクのパンティを穿いている(キャハハッ)。
手前のは、玄関に置いている植木の鉢入の猫。
ハート形の箱の蓋は、7年前に亡くなった知り合いの智子さんからもらったもの。

ユーモア作家か……

b9079956.jpgラブラブ蝶々の写真。
寒くなるとこんなのもいいかと。
暖房器具のない人は、いい人とくっついて暖をとりましょう。
でも、この2匹、よく見るとお尻を向けてるような……。

さて、私はハードSMからソフト官能まで書くけれど、ユーモアポルノも書いている。東スポ連載がまさにそう。
書きながら、私ってどこまで調子がいいのかと思ってしまう。
やや純文の匂いもする(ということにしよう)官能や、ハードSMも書くけれど、ずっこけ官能も書き、作家は本当に同一人物かァ??? と思われてしまう。
このギャップの大きさにズッコケる読者もいるみたい。
いろんな人格があって、まったくもってややこしくてすみませんデス。

おおっ、寒っ!

76f7dd68.jpgやけに寒い。
今朝は喉が痛くて、風邪になったら大変と、日本茶でうがいしている。
でも、喉や気管支が弱くて、人より先に風邪を引いて咳をし、人より遅くまで咳き込んでいたのに、ここ2〜3年、風邪を引いていない。
家森教授が20年ほど前、長寿村のグルジアから持ち帰ったヨーグルトを毎日食べるようになったためではないかと思っているけれど。
3〜4日毎に少量ずつ作っている。
日が経つほど酸っぱくなるので、酸っぱくならないうちにいただく。今はジュースを作るときにいっしょに混ぜている。
これを食べはじめてから胃の痛みも少なくなった。
ピロリ菌持ちだけど、菌がおとなしくなるらしい。
ガスターテンが減らなくなった。
毎日飲むんでいた時もあったのに。

こんなに寒いと猫でも抱いているとあったかそう。
写真は北海道の読者が送ってくれた猫でルル。
昔「くしゃみ3回、ルル3錠〜」と歌うコマーシャルがあった。
だからルルちゃんを出したわけではなく、偶然そうなってしまった。

大仕事も終わり

0a129344.jpg12月刊の新書のゲラも見終わり、ラストも原稿15枚付け足し、明日着の宅急便で送ってヤレヤレ。
締切は金曜だったけれど、同じ日に短編締切もあり、旅行も控えていて不安だった。短編も3日前に送ったし、今日からは東スポ連載。
予定が1週間遅れている。
本当は今週から1月刊の太田出版に入らなければならなかったけれど。
来月15日締切の太田出版新書がギリギリか送れるかどうか、まだわからないところ。デビュー3作目の大幅推敲を予定しているので、案外時間がかかりそうで。
でも、京都に仕事は持っていきたくないし。
旅行中の仕事はまだ終わっていない。後は東スポのみ。できたら3週間分書いておきたい。
京都で徹夜で仕事したこともあるし、ゲラがホテルに届いたこともあるし、いつも優雅に遊び歩いてるだけじゃないのよね〜。
半分は部屋から出られないこともあったし。

写真は北海道の然別湖(しかりべつこ)。9日のもの。
湖のよく見える部屋に泊まったので、早朝の霧で湖が見えず、布施明の「霧の摩周湖」をついつい思い浮かべてしまった。
遊覧船で湖上から撮ったもの。

選挙は自民勝ち

e7504349.jpg昨日の横浜の補欠選挙は自民、川口順子さんの圧勝。
仕事していて危うく投票に行くのを忘れるところだった。
夕方投票に出かけた。

この写真は紫式部の花。6月ごろのもの。
花が咲くのも楽しみだけれど、その前に、春になって、枯れたような枝から若葉が出てくるときが何とも嬉しい。死んだようにしていながら、ちゃんと生きて冬を越したのだと思う。

ゲラは1日で終わらず、2日かかった。
過去形で書いたものの、実は、まだ終わっていない。今は昼だし、今日中には終わらせるつもりだから。
人様に買っていただくものなのに、もう読むのも面倒。
書き終わって、もう一度読みながら書き直して出すものだし、短編ならまだしも、長編を読み直すのは疲れてしまう。まだ最後の付け足しをしないといけない。

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紫の宝石

355fcf3f.jpg今年は引っ越しのせいか、鉢植えの紫式部の実の数が少なくて最悪。
だから、去年の紫式部を。
紫式部はあちこちで見かけるけれど、京都はこれから清水の霊山観音近くの店の前の大きな紫式部の実が楽しみ。
正覚寺のものも素晴らしいようだけれど、まだ絵はがきでしか見たことがない。

秋晴れで冠雪の富士山がみごと!

fd9f1d6d.jpg北海道美瑛のひまわり畑。
以前も一枚載せたものの、何枚も写したので……。
気に入ってるんですねェ(笑)。

今日は凄い秋晴れで、富士山がきれいに見え、こんな日は何だか嬉しくて、何度も窓から外を眺めてしまう。
私は外出できずに仕事だけれど。
ゲラも原稿400枚近く見るのは疲れる。
いい加減、蹴飛ばしたくなる。読んで気になるところは朱入れ。
終わると、ドドッと疲れるけれど、後一週間は休みなし。次の仕事も山積み。

またも、ひまわり

c51fd031.jpg同じようなと思われるかもしれないけれど、ちがうんですよね……。
ひまわり畑が気に入ってしまって。
また載せるかも……。

野菊

f7601b4f.jpg北海道のヒマワリ畑の近くに咲いていた野菊。
今日は「問題小説」11月号発売日。地方によっては少し遅れるところもあるかと。
問題小説に書いている短編の題は「野菊」。それで、ちょうどいいかと。
京都の詩仙堂が舞台です。

30枚の文庫アンソロジーの短編を書き終え、休む間もなく、書き下ろしのゲラに。
明日までに手を入れて宅急便で送りたいもの。10枚ほどつけ足す予定。
今日は雨模様。
こんな時はいかにも仕事日和という感じ。

京都まであと10日

b778bf38.jpg北海道の景色をお休みして、これは京都三年坂(産寧坂)の瓢箪屋大井人形店の前で去年の秋に撮ったもの。
猫人形がいっぱいで、私も小指の先ほどの小さいものからいくつか買っている。
入口の猫人形も可愛くて、つい子供の顔になってしまうノダ。
瓢箪もいっぱい。

しかし、まだ京都の旅のことは悠長に考えられない。
仕事が徐々に大変になってきて、あと10日で、今書いている短編の残り20枚と新聞連載2週間分と、長編ゲラの朱入れと、それに10枚ばかりの付け足しをしないといけない。
わ〜〜〜大変だ。
仕事、仕事。

おお、秋晴れ、富士山も

bfa32b72.jpg今、富士山の左の方に日が沈んだところ。
よいお天気だった。

北海道で撮った赤い実は珍しくもないものだけれど、図鑑を開く暇がないので、すぐに名前が出てこない。

秋は実りのとき。
果物も種類が多くて嬉しい季節。
私は食後に果物がないと生きていけないタイプなので、朝、昼、夜と必ずいただいている。
果物がなくなりそうになると、是が非でも買い物に行かないといけないと強迫観念にとらわれるほど。
今は柿や梨が美味しい。
昨日は実家の庭の柿と蜜柑が段ボールで届いた。しばらく必死で食べなければ。
必死で食べるより、必死で仕事しないとまずいけれど、枚数があまり進まず参っている。
今夜も夜中まで頑張ろう。

やっと掲載本が

83b60c6a.jpg廣済堂文庫の7人でのアンソロジー「診察室」がやっと夕方届いた。
私は手にしていないのに、もう読んだというブログへの書き込みがあり、どうなっているのかと思ったけれど。
これもチョ〜恥ずかしい作品。
官能だから恥ずかしいに決まってるけれど。
私は幻冬舎からも長編「診察室」を出しているので、それとまちがわれると困るなァ。そちらは7刷。

昨夜は徳間の文庫編集長と、近所の隠れ家的な焼鳥屋さん、味は一流の「吉左右(きっそう)」に行き、それから駅前の横浜ベイシェラトンホテル28階のスカイラウンジ「ベイビュー」にて、きれいな夜景を見ながらカクテル。
仕事やその他の話で盛り上がった。
ベイビューが気に入ってしまった。歩いても行けるところなので、人が来たら、これからはここを使おう。
食事した「吉左右」は味がいいので、編集者を連れて行くのは3人目。

きょうから短編開始。

また雨

c81bd4d2.jpgこれはどの「道の駅」の近くのものだったか忘れたけれど、富良野か美瑛あたりではなかったかと思う。可愛いクマの木を発見。
私が写真を撮っていると、別の旅行客のカップルも車を停め、女性は2匹の間に立ってポーズをとり、彼に写してもらっていた。
クマのほうがずっと可愛いと思った私(くひっ)。

東スポ連載、11月中旬まで出したけれど、もっと書いておかないと京都旅行が危ない。その前にも別の仕事が……。参るなあ。

今夜は徳間のK編集長のお出まし。
さて、どこで食事するかなあ。

昨日は明治座

c8b94500.jpg昨日は呉服屋からの招待だった明治座の梅沢富美男と前川清のショーを見に行ったけれど、5時からと思って4時半に着いたら「お席に案内します」と言われ、懐中電灯を持った係りの人が……。
どうして? と思ったら劇場は暗い。しかも、満員のよう。
アレレ、係りの人ったら、私を昼の部とまちがってるわ。夜の部なのに……と思ったけれど、なぜか私の席は空いていた。
席に座って落ち着かない気持ちでメガネをかけて券を見たら、4時からとなっていた。
ひゃ〜、私は席に着くまで5時からと思っていたのに。
よく考えると、5時からなのに4時半までショーをやってるはずがないんだけど……。
間抜けだなあ。
梅沢富男の女形は見たかったので、前から8列目で色っぽい着物姿が見られてよかった。
二部は前川清の歌と梅沢富美男も「夢芝居」など2曲を披露。
やっぱり私は演歌だよなァと改めて思った。
演歌を聴くと、やたら切ない恋愛小説を書きたくなる。いつものことだ。

写真は美瑛の四季彩の丘。
黄色い花はマリーゴールド。
赤いのは箒木(ははきぎ)。箒草(ほうきぐさ)とも。
これは紅葉して赤くなっているので、夏場は緑。
素晴らしい風景だった。

真っ赤なサルビア

4448a6c6.jpgこの写真の箒木(ははきぎ)の向こうは真っ赤なサルビア。夏の花なので少し花は過ぎていたけれど、それでもこの赤は強烈だった。
サルビアの別名は「緋衣草(ひごろもそう)」。
いかにもという名前。

四季彩の丘

e27236c9.jpgこれも上の写真と似たようなものですが、横に撮ったものなので……。
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