「藍川京」の部屋

女流作家「藍川京」の花日記と、作品を紹介するブログです

弁慶草

fb3cd2a1.jpg玄関外に置いていた弁慶草(ベンケイソウ)。
花が咲かないと思っていたら、9月末ぐらいからつぼみがついてきて、気がつくと10月中旬に咲いていたので、部屋に入れた。
10日以上、小さな花をつけている。
薄いピンクの花は小さいし、なかなか気がつかない。
植物が生きている間は、どんなに不格好になっても捨てられないので、そのままにしておくと、こうやって花が咲いたりして、存在感を示してくれる。
弁慶草には姿形のちがうものがいろいろあり、これは、弁慶草の何という名前かはわからない。

一気に冬支度

96cd03df.jpg黒い服を着ている人に見えませんか?
あんまり面白くて、昨日は、仕事の前に、しばしケイタイによる撮影で遊んでしまった。ミクロの世界は面白い。
20日に届いた胡蝶蘭の花のアップ。ちょっと角度が違うと、まったく別のものになり、面白すぎて、あれこれ写してしまった。
昨日の寒かったこと。ここ2〜3日で急に冷えてきた気がするけれど、昨日は、冬だと感じた。12月〜1月の気候とかで、慌てて衣替え。ノースリーブも仕舞ってしまった。先週まで着ていたのに……。
ベッドも冬用に、シーツの下に毛布を敷いた。冬はこれに決めている。ベッドに入ったときの暖かさが全然違い、快適。もう何年も前からこうしている。
今日は金曜というのに、月曜からまったく外に出ていない。水曜あたりから、買い物に行こうなどと思っていたのに、寒いし、冷蔵庫にはまだ何かあるからいいかと、ついに金曜になってしまった。これでは運動不足になるはず。外を歩いている人達の服装も変わってしまっているだろう。今日は出なければ……。

唐綿(トウワタ)

da6d7e98.jpg近くの川縁で唐綿(トウワタ)。
黄色と朱色がはっきりした花。
風船唐綿(フウセントウワタ)も、同じガガイモ科。
花の大きさはちがうけれど、ランタナにもこんな色がある。
広い庭でもあれば、あちこちから落ちた種をいろいろ拾ってきて、あっというまに花だらけにできるのにと残念。

興味も様々

5871d673.jpg昨日も載せた近所の川縁の、クレロデンドロム・ウガンデンセ。実に気に入りの色と形。こういう花を見ると、思わず、わっ! と声が出るほど感激。花に興味のない人達が可哀想に思えるほど。
人間の興味の対象は面白い。そんなもののどこが面白いのだろう……と思うようなものに夢中になっている人。けれど、その人にとっては、こんなに面白いものに、どうして人は興味を持たないのだろうということになるだろう。
私は多くの人が興味を示すものに、まったく興味が持てず、どうしてみんなが騒いでいるのかわからないことがよくある。今もって、ビートルズやマイケルジャクソンなどには、まったくと言っていいほど興味がない。
と言いながら、小石川植物園の燭台大蒟蒻(ショクダイオオコクニャク)には興味があって、炎天下に並んでまでも見に行った。あんなものを並んでまで見に行くかという人も多いだろう(笑)。
並ぶと言えば、おいしいラーメン屋さんなどと言われているところに並ぶのは大嫌い。自分の舌でおいしいところを探せば? と言いたくなる。
今日も、ゆるゆると進んでいる短篇の続き。

白山吹(シロヤマブキ)の実。

3728ff6d.jpg

白山吹(シロヤマブキ)の実。
近所の川縁で。
春に白い花を咲かせた後、秋には黒真珠のように艶々と輝く実が。
秋の実は、山吹に限らず美しい。

一気に冬

177702d4.jpg先週、近くの川縁で。一体何という花だろう。色も姿も優雅で上品。
調べてみたら、4冊目の図鑑「花色図鑑」(講談社)で、やっとわかった。
クレロデンドロム・ウガンデンセ(Clerodendrum ugandense)。これはその中の「ブルーウイング」とか「バタフライフィッシュ」と呼ばれるもののよう。クマツヅラ科で、原産地は熱帯アフリカとか。見つかって、胸のつかえが下りた(笑)。
昨日から一気に気温も下がり、布団も1枚多めに。10月なのに12月の気温というのだから呆れた。ずっと素足だったけれど、靴下も穿くようになった。夏の間、ストッキングは1度も穿かなかった。
短編が乗らない。そんなことを言っている暇がなくなってきたけれど。

ランタナ

4a9dc65c.jpg近くの川縁のランタナ。毎年、ここは凄い勢いで咲く。
以前は、そう興味のある花ではなかったけれど、「七変化」の別名があるように、花の色が変わっていくのが面白い。今は緑の実と一緒になっていて、実も徐々に黒くなっていくので、色の違う実を撮るのも面白い。

木枯らし?/木斛(モッコク)3

a00dc835.jpg昨日、マンションの庭で、弾けた木斛(モッコク)の実。このマンションの木斛の実は大きくて素晴らしい。とはいえ、せいぜい小指の先ぐらいしかないけれど。
今日は午後から急激に冷えるそうで、木枯らしも吹くかもしれないとか。猛暑の夏に、すでに、寒い寒い冬がやってきそうだと言っていたけれど、木枯らしも去年より1カ月も早くなるようで、凍るような冬でないといいけれどと思っている。
それでも、暑がりの私は、今、ノースリーブ。書斎23度なので、ちょうどいい気温。
さっぱり仕事に身が入らない。それでも、短編を何とか。

木斛(モッコク)2

5372c655.jpgマンション下で、昨日、木斛(モッコク)の実。
昨日、ブログに木斛の紅い実を載せた後、下に行き、弾け始めたものも撮ってみた。
少し割れ目が入っている。
次の写真で弾けたものを。
実は色づく段階も面白いけれど、弾けるときや、弾けた後も面白い。

メダカの親子いっしょに

f30d884a.jpgマンションの木斛(モッコク)の実。こんなに紅くなり、ずいぶんと爆ぜ、中の朱色の種が見えるようになっている。今日、先に載せた姫林檎と、危うく写真を間違うところだった。
午前中に室内のメダカの水替えをし、大きくなった30匹ほどは、初めて外の蓮鉢の親と一緒にした。心配だったけれど、一緒に泳いでいる。まだ小さいのが200匹以上。どうしたものか……。
それから、夏から室内に置いていたムスカリの球根から、青い芽が出てきたのを発見。慌てて、これも今朝、ベランダの鉢に植えた。掘り出さなかったムスカリは、とうに芽を出し、すでに20センチ以上に伸びている。
もう少し仕事しないと、また慌てることになりそう。

姫林檎(ヒメリンゴ)の実

fca5ee16.jpg18日、近くの川縁で、姫林檎(ヒメリンゴ)の実。
可愛いのがたくさん生っている。
親指の先ぐらいの大きさ。
秋は、あちこちで実が生っていて楽しい。

寿司の「まぜき」

284b34f1.jpg近所の川縁で秋明菊。京都では「貴船菊」と言う。
鎌倉で先月も何枚か写したのに、ことごとく失敗。風に揺れ、ぶれてしまった。やっと撮れた。
昨日は、横浜の行きつけの寿司屋さんに勤めていた人が、藤沢駅のすぐ近くで「まぜき」という店を独立開店して1週間目だったので、行ってみた。
カウンター7席、座敷4人掛け座卓2つの、こじんまりしたきれいな店。
メニューなし、ネタも、お客からは見えない。いい材料を仕入れて、自信を持って出しているのがわかった。特大の生牡蠣は極上だったし、ウニはその場で殻を剥いて出してくれたし、その日に近くでとれたという生シラスの、ぴちぴちした歯ごたえと味も極上。天然鮎も終わりになってきたけれど、焼いてもらうと美味しかった。自分でつけたという味噌漬けのボラの卵も、変わり唐墨(カラスミ)というか、実に美味しかった。他にも、いろいろいただいた。
何と4時間も居続けてしまったけれど、感覚的には2時間ぐらいかと思っていた……。
「まぜき」は藤沢駅南口。徒歩5分かかるかどうか。5時〜11時まで。近くに行くことがある人は、ぜひお立ち寄りを(宣伝マン?)。今のところ、休みなしとか。
南藤沢23−6 富士見ビル地下1階。電話 0466−28−1144

爆蘭(ハゼラン)

4def7515.jpg1昨日、近くの道で、爆蘭(ハゼラン)。
直径2〜3ミリしかない花びらなので、小さい小さい花。しかも、天気のいい日の午後の2〜3時頃から夕方頃までしか咲かないので、「三時草」とか「三時花」という名前も。
花より、まん丸い実や、つぼみを見ることが多い。
爆蘭というのは、線香花火を連想させるからとも。
これは毎年、種がこぼれて同じ所に咲くので、買い物の行き帰りに眺めるのが楽しみ。
千葉にいたときは自然にベランダに生えたけれど、花がやけに小さいのに、葉や茎は伸び、邪魔で処分したことがある。壁や石の隙間にでも生える強さがあって、繁殖力旺盛なのだろう。

文香作りは面白い

ab551d63.jpg昨日の時計草。開ききる前。今年もどれだけ、時計草を見てきたかわからないのに、私はぜんぜん飽きない。今年、2月5日から咲きはじめたので、すでに9カ月だ。3月と6月は、なぜか咲かなかったけれど、後は咲いている。夏の花のはずが、ここでは冬がないらしい……。
載せたい花はたくさんあるのに、1日2枚では載せきれない。早く載せたい素敵な花があるのだけれど、また明日以降に。
仕事そっちのけで、文香作りが面白い。モノカキをやめて、文香作りの職人になります……と言いたいような。和紙も香も大好きなので、単純作業も面白い。半年ぐらい、仕事を休みたくなる。でも、来年も12月まで、一応、月刊誌、週刊誌の連載の仕事は入ってしまった……。

ホットリップス

429304eb.jpg18日、近くの川縁で、サルビア・ミクロフィア・ホットリップス。
ややこしいけれど、チェリーセージのホットリップスということでいいのだろう。
これは夏は紅いもの(赤一色)が多いようだけれど、気温が下がると2色になることが多いとか。でも、一色のものとこれでは違う気がしてしまう。
白粉花の模様のように、ひとつとして同じものはなく、白が多かったり赤が多かったり、とても面白い。小さな指先ほどもない花なので、さっと見るとつまらないけれど、ひとつずつよく見ると、面白すぎてはまり込んでいく。ひとつずつ写真に撮りたくなる。
風があって揺れ、私のケイタイでは、これがやっとだった。

今日の花アナナス(ハナアナナス)

5a5d0ec6.jpgハナアナナスも、今日はおしゃもじのような苞から、同時にふたつの花が。ハナアナナスは9月から1カ月以上、毎日咲いている。
いつもひとつの苞からひとつだったのに、今日は、時計草と一緒に、ふたつずつ。
ベランダには薔薇も6輪。
他にも咲いている花が。賑やかで嬉しい。
仕事は11月締切の週刊誌と短編に入っている。
11月の紅葉狩りのために、先の仕事までしておかなくては。
今日は、明日の「悦」のお知らせも入れて、3枚の写真になってしまった。

今日の時計草

95bcd4ab.jpg秋になったのに、リビングの時計草は今日、ふたつ開いている。
開いたすぐは、濃い香りがするので、ついつい誘われて見に行ってしまう。いつもひとつずつ、それも毎日のように順に開くのに、今年初めてふたついっしょに開いた。
明日はひとつだろうか、ふたつだろうか。飽きない花。

「悦」3号

ab00e4a8.jpg

明日、23日発売の「悦」3号。
季刊、秋号。
私は「凌霄花(ノウゼンカズラ)」の50枚の作品掲載。

もって菊の季節

c718b536.jpg「もって菊」の美味しい季節になった。やはり黄色より、この色の菊が美味しい。私は黄色は買わない。こちらの色の方が高いはずが、最近、とても安く手に入る。これで150円! 花びらをほぐし、酢を少し入れた熱湯にくぐらせて、すぐ冷水で冷やし、後は、ポン酢などで戴く。
後ろの青いところを引き抜くようにして取れば、簡単に花びらがばらける。
昨日は、「小説NON」連載原稿終了(掲載は12月号まで)の打ち上げで、銀座6丁目で美味しい馬刺しやお魚を戴き、4カ月ぶりぐらいに8丁目の「花暦」へ。楽しい時間だった。ママからお土産をもらい、開けてみると文香。あらまあと嬉しかった。
帰宅は午前様になり、届いていたメールや手紙も読むだけで、お風呂に入って休んでしまった。
今朝は雑用を終え、やっと書斎に。
昨日はテレビを見ていないので、今朝になって奄美の豪雨を知った。自然はどうなっているのだろう……。

白粉花(オシロイバナ) 2

0de0111f.jpg18日、横浜駅に近い道すがら。
ここの白粉花は黄色が多かった。
こういう線の入ったものから、吹っ掛け絞りなども様々で、改めて白粉花の魅力を堪能した。
種がたくさんついていたけれど、こればかりは鉢植えは無理。
広い土地がないと……。
やはり、じっくり見ると魅せられる花だ。

葉の雫

15141068.jpg今日の5本立ての胡蝶蘭の写真に比べると地味だけれど、ちょうど胡蝶蘭のバックに、これの小さな木も写っているので。ハナアナナスの右側のがこれ。
これは花は咲かないけれど、いつもこうして葉の脇にきれいな雫ができて、これが甘いので、ときどき指に取って舐めてしまう。蜜と同じ成分の気がする。
20年以上前、伊豆の方に旅行したとき買ってきたものと思うけれど、トックリランのように根元がふくらんでいる。葉が出てきて横に長く伸び、やがて枯れると切り取る。するとまた伸びてくる。高さわずか25センチほど。いま伸びている枝(?)は、ほんの3〜4センチだけれど、もっと横に伸びていく。
いつしか名前を忘れてしまった……。うちの植物は長生きが多い。
今日はやや寒いようだけれど、私は室内で相変わらずノースリーブ。服を着るのが嫌でならない。それでも、今夜は連載終了の打ち上げで、銀座で食事会なので着物。
雨になりそう。

胡蝶蘭

ee0e06e2.jpg今朝、高さ1メートルもの大きな段ボール箱が届いた。
中から出てきたのが、この胡蝶蘭。鉢が高さ30センチほど。上まで90センチ。
5本立ての大きな胡蝶蘭に、姉からもらって毎年花を咲かせている純白の胡蝶蘭が、やけに小さく見えるほど。
さて、こんな花を、毎年咲かせることができるだろうか。こんな花をもらうと、5年、10年と長期戦だ。
これも、しばらくは咲いていてくれるだろう。
まだ義妹からもらった花も元気なのに、花いっぱいで、花の精が飛び跳ねている感じ。

夕化粧の香り

37e5ed97.jpg昨日、近くで白粉花(オシロイバナ)。近くの線路沿いには、この色しかない。いつか、色々な色が咲くようになればいい。
電車に乗るときも楽しみに見ているけれど、何メートルかにわたって処分されてしまった。せっかく咲いているのだから、花が終わってから切ればいいものをと思った。それでも、まだまだたくさん咲いている。
徳間文庫から出した「夕化粧」という大好きな作品があるので、今では「白粉花」より「夕化粧」の別名の方がすんなりと出てくるようになってしまった。
昼間は閉じているけれど、夕方近くから咲きだし、夜になると、甘い独特の香りを漂わせている。数が多いと、見た目も圧巻。夜のホームに立っているとき、風に運ばれてくる甘い香りもいい。
エンジン切れで、仕事はボツボツやっている。

デュランタの実

a2de9a8f.jpg白いデユランタの花と実。
昨日、近くの川縁で。
今の時期は、花から実へと変わるところを、一緒にこうして見ることができるので楽しい。
この花に限らず、花から実へと変化するのを見るのは、今の時期がいちばんではないかと思う。
デュランタの実は、小さいものから、ときにはびっくりするほど大きいものまであったりする。

カサブランカ 3

6e02bdc6.jpgこんな写真が撮れた。ケイタイで、やや残念だけれど。
雌しべの先に雫が。
雄しべを取られている最初から開いていたカサブランカ。
妖しい光景だ。
この盛り花は非常に楽しめる。毎日、何回も見に行っては、何か新しい発見がないかと目をこらしてしまう。
今日は3枚載せてしまった。
昨日は週刊誌を11月の8日締切分まで送った。ヤレヤレ。
今日から短編。とはいえ、まずは雑用から。

カサブランカ 2

39127454.jpg「カサブランカ 1」のアップ。
ようするに、なかったものがどうして生えたのだとドキドキしたものの、つぼみが開花したと判明。それで、自然のままに、雄しべの花粉の部分もそのままなのだ。
ひゃ〜、わかってよかったけれど、本当にびっくりした。
しかし、大きな雄しべだ。切り取るのは可哀相で迷う。
今朝は3つも新たに開いた。しばらく楽しめそう。

カサブランカ 1

7b1f28a5.jpg13日に義妹からもらったバースデーの花は、それから5日経ってもこんなに元気。
で、昨日は盛り花を見て、何だか昨夜までとちがう……と、首を傾げた。
何がちがうかよく見ると、前夜までなかったものを発見。
カサブランカの雄しべの焦茶色の花粉のところ。
ええっ! ウッソ〜とびっくり。
左のカサブランカと比べてみるとわかる。
花粉が落ちないように、雄しべの先は処分されていたはず。
なかったものがどうして生えたのだ!! と心臓がドキドキ。
次の写真「カサブランカ2」もどうぞ。

187e9f80.jpg今日、マンションの庭で薔薇の実。
薔薇の季節だけれど、実もけっこう面白い。
いつもここの薔薇の実を写してしまう。
マンションを1周すると、凌霄花(ノウゼンカズラ)がすっかり終わり、木斛(モッコク)の実は紅くなって、ますます大きくなって弾けているものも。
落ち葉も多くなり、今さらだけれど、秋だなという感じ。夏が長かったけれど、猛暑のことも忘れてしまいそう。
仕事は、週刊誌連載続き。

ブラシノキ

ae5ab3b2.jpg12日、近くの川縁でブラシノキ。
金宝樹(キンポウジュ)とも。
ブラシのような紅いのが雄しべ。
春の花となっているけれど、今も咲いている。

シクラメン、今年もまた

72013f05.jpg下と同じく、12日の、サルビア・コッキネア・コーラルニンフ(Salvia coccinea Coral Nymph' )。本当に美しい。純粋な乙女の心というイメージの花だ。名前がわかり、また見に行きたくなった。今度はケイタイではなく、カメラでも撮ってみたい。歩いて5分ほどの所に咲いている。
週刊誌を少しまとめて書きたいけれど、スロースピード。短編も書かないといけないけれど、明日までは週刊誌。
20数年もののシクラメンの水やりを3日に始めたら、12日に葉が出てきた。今、3センチほど。今夏は異常な暑さだったし、ベランダに置きっぱなしなので、球根がダメになったかもしれないと思い、いよいよ寿命かなと思ったりもしたけれど、また伸びてきて、本当に凄いシクラメンだ。この生命力には驚くしかない。こうなると、ただの植物とは思えなくなる。

コーラルニンフ

3ec15577.jpg12日、近くの川縁で、サルビア・コッキネア・コーラルニンフ(Salvia coccinea Coral Nymph' )。
シソ科サルビア族の「コーラルニンフ」ということらしい。珊瑚色の妖精という意味があるようで、本当に妖精そのものだ。
昨日載せた珊瑚花(サンゴバナ)の美しい色にも感動したけれど、これを見たときも、何と楚々とした色だろうとうっとりした。
名前がわからないので図鑑を開いたけれど、てっきりゴマノハグサ科と思って探していた。なかなか見つからず、何としても名前を知りたいと図鑑を探すこと4冊目か5冊目。サルビアの所で発見して嬉しかった。サルビアはどうしても濃い色を頭に描いてしまう。コーラルニンフのイメージとは、サルビアよりトレニアだ。
真っ白なスノーニンフ(雪の妖精)もあるというけれど、私はこの色が気に入った。花との新しい出会いは尽きない。1000年生きても、すべての花に会うのは難しいだろう。花があれば人生、飽きない。
Profile
      わたしです

日本ペンクラブ会員
日本文芸家協会会員
日本文芸家クラブ理事
サーチする:
Amazon.co.jp のロゴ
Archives
Categories